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母の話(21) [母のこと]

2017.6.7


今日は肌寒い。母はもっと寒いのだろうか。朝と夕方は介護さんが来るので、昼間にちょっと様子を見に寄ってみた。


案の定、毛布だけがかけてあったが、彼女は少し寒いかもしれない。もう自分で布団をとることはできないから、こちらで小まめに体温調整をするしかない。


とりあえず、低位ながら元気。耳元でささやくと少しだけ「うん」とか「ああっ」とか、声にならない声を出して応えてくれる。それだけでもほっとする。


昨日、役所の方が介護段階の調査に来た。今、要介護4だが、「5」になるかならないかだ。それはどちらでもいいことで、要介護4あれば、その中でやり繰りをするだけのこと。一応、1年に1回の決まりなので仕方がない。


前回のように

1)椅子に座って体幹は保てなくなった。

2)質問に対して答えることは全くできなくなった。

3)自分の名前、年齢、自分の家であることもわからなくなった。

以前はすべてクリアできていたのだが・・・。


一つ気になったことがあった。母の容体の変化により、介護作業も変化している。ほんのわずかだが変化している。それに伴って、当然、介護者の方の作業方法も変化していく。少しずつではあるが、ある意味、時間短縮が可能になっている。それはケアマネも承知している。


しかしながら、それに対しての折衝がない。つまり、我が母の場合、確実に20分ぐらいは変更短縮ができているはず。先日も終了間近に家に行ったら、既に日報(ヘルパーさんは来た時、必ず業務日報的なものを書いていく)を書き終え、なおかつ、15分前であった。本当に被介護者側に立った介護をしているのかという疑問が湧いてしまう。


介護事業所は営利企業であるから少しでも多くの時間と思う気持ちはわかるのだが、時間の介護料金は介護保険なしなら、それはもうかなりお高い金額であり、実費ではとてもとても払える金額ではない。1割負担だから支払えるのだ。つまり、介護事業所は十分に売上を上げているということ


ケアマネは少なからず、それをチェックし、被介護者の家族に進言すべきだと思う。

そういう我が家は来月より、30分/日短縮する方向にいく。月間で8時間は短縮できる。

若い世代が一生懸命働いて支払っている社会保険料だ。大事に有効に使わなくては申し訳が立つまい。


社会保険料は野放図に拡大しがちということを忘れてはいけない。

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