また空き家が増えた [生活]
2016.12.4
わかり切っていることだし、他人のことだからと見てみぬふりをすればいいことかもしれないが、精一杯崇高な目標を持とうとしている私としては、空き家は見逃せない問題だ。
それはなぜか?
私は商売をやっているわけでもないし、完全年金受給者であり、空き家が多かろうと少なかろうと自分の生活には直接影響しない。
空き家が増えているということは人がいなくなっていること。人がいなくなって空き家が増えたということは、人口が減ったということ。
しかし、これからもっと人口が減る。当然ながら国力は落ちる。AIがあるからいい?とはまだまだ言い切れないだろうし、AIは人間より優れているかもしないが、AIは人間に代わって責任をとらないのだ。やはり、国力の根底は人間であり、それに代わるものはない。
隣国が今すぐ攻めてくるとは思わないが、トランプ大統領になったことで、日本は日本人が守れと最後通牒を突きつけられたことは確かだし、世界の誰もがそう思っている。これは右翼とか、左翼という問題ではなく、日本の国の問題で、我々みんなが考えなければならない問題だと思う。
少子化問題が言われて15年以上が経っている。総理府に男女共同参画室なるものがあるが、依然として昔の型を破れてはいない。
「生めよ増やせよ」の是非はともかくも、政治家はもっと少子化を防ぐ政策を考えなければならない。国の予算の何分の1でいいのだ。それを20年間続ければ、国は立派に再構築される。日本人の日本人による日本人のための国づくりがなされることが、どれほど大切なことか、移民を受け入れる等の間違った政策をする前に、国民に問いかける政策を立策すべきだと空き家を見るにつけ、つくづくと思っている。
観光立国もいいが、観光立国がメインでは国としての力は劣っていくばかりだ。
外貨獲得、外需拡大に行き詰まったとき、今一度内需拡大、内需中心の政策を考える必要がある。
限界集落再生、イノベイト、古民家再生、移住等々は動かぬ政治家を見つつ、民間人が精一杯出している智恵だということを忘れてほしくはない
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