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スワップで損切れないものはカバーできるか(35) [マネー]

第35回スワップの使い方。

いつも思うのですが、行き当たりバッタリで書いてしまうので、どうも脈絡がない。
本当は別のことを書きたいのですが、ついつい違う方向に行ってしまっている。まあ,徐々に徐々に修正をしていけばいいのでしょうが、悪しからず。

では本題。

例えば、損切れないで100万のマイナスを持っている人がいるとします。
それをスワップ(金利差)でカバーしようとすると、豪ドル/円のスワップ値が50円としたならば

50円×1枚×365日=18250円/年・・・・これが豪ドル円1枚を買いポジションで持っていたときに1年間でいただける利息です。

つまり、100枚買うと
50円×100×365=1825000円/年・・・・182万5000円がいただける利息になります。
(100万になるには200日なので、200日持っていればマイナスは解消される)

しかし、これは買ったときの値段か、それ以上に上がっている場合です。

豪ドル円を80円で買って、200日後に80円で決済すると、100万円(スワップ値)-100万円(損切れない値〔塩漬けポジション〕)=0になる。
これが200日後に79円になってしまったとすると、100枚買っていますから、
1銭下がると1万円のマイナスです。1銭で1万円、10銭で10万円、100銭(1円)で100万円のマイナスです。

つまり、-100万となってしまいますから、やっと現状維持。

しかし、80円で買って、200日後に81円になっていれば、
100万円(スワップ値)-100万円(損切れない値〔塩漬けポジション〕)+100万円(81円になったとの利益値)=100万円
で、100万円のプラスになるということです。

200日待って、買値より上がらなければ、この論理は通用しないということです。

損失がもっと大きければ、もっと長く持っていなければならないし、高値で買っていたらば資金量もたくさん要ることになる。

しかも、豪ドルは最安値は55円台、現在値(2015.11)で約90円です。
ということは絶対安全値は、55円以下でなければ、限りなく安全圏とは言えない。

今、事を起こすと3500万以上持っていないと安眠できない。

やはり資金力のある方は強いということになる。


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