資金管理(14)--運用資金と購入資金

資金運用------購入資金と運用資金について。

【まず運用資金の話】

先ほどの例で言いますと、個人(山田さん)が10枚を60万円で購入したとします。
山田さんが、ロスカットに遭わずして、そのまま眠らせてずっと置いておけるのか。激動の中で、泰然自若としてポジションをとってい続けられる金額は幾らでしょうか。

それは、1000万円です------------------と言い切ってしまうことはできませんが・・・・。

具体的に言います。
(買いポジションの場合)
1000円の運用資金(60万1000円しか資金がない場合)---------1銭上がると1000円の利益です。しかし、1銭下がるとゼロになり、2銭下がった段階で取引中止になってしまいます。
10000円の運用資金(61万円しか資金がない場合)-------1銭上がると1000円の利益で 同じです。しかし、10銭(10銭までもちます)下がるとゼロになり、11銭下がった段階で取引中止となってしまいます。


・・・・・・・・・・・・・・・(正確には取引会社によって、違うと思いますが・・・)

1000万円の運用資金1061万円資金がある場合)----1銭上がると1000円の利益で同じです。しかし、ドル円が100円下がる(20円台になる)と1000万円はゼロになり、100円1銭下がった段階で取引中止となります。

ドル円が20円台になる。今までドル円が20円台になったことは一回もありませんね。最低でも60円台です。

(2015・10月120円台)ということから予測からして、600万あれば、70円台まで耐えられます。700万あれば、60円台まで耐えられます。したがって、1000万円あれば、30円台までいけるということです。

だから、多分、未来永劫と言ってしまいました。

これが運用資金です。購入資金に運用資金を加えたものが資金管理合計ということです。


では次回、そんなにお金はないという方のための運用方法について。

タグ：資金管理 購入資金 運用資金