2017.4.25


 大分前の話だが、FXの投資家の話をテレビでやっていた。たしかNHKだったと思う。ポジションを持ったまま画面を離れてお茶を飲みに行ったか、トイレに行ったか、食事に行ったか、正確なところは忘れたが、ある程度相場が落ち着いたからであろうか、その人は席を離れた。


もちろん、その方は私たちのような素人ではなく、立派な玄人筋の方。動かすお金もまとまったものであったらしい。ほんの5分か10分の間の出来事だった。席に戻ってみると相場は反転。かなりの額の損失を出した。多分、彼は意に反した損切りをしたのだろう。そのときの彼の顔がズームインされた。今までの顔とは全く違った顔がそこにあり、損失の大きさが想像できる出来事であった。


そうか、プロでさえもそうなんだ。だから、素人の私が損切りをしないことはもってのほうなんだ。決して恥ずかしいことはないんだと思い知らされた。