2017.1.13

今日は13日の金曜日だ。何も起こらないと思うけれど、何かが起こっても、どうすることもできないのが我々一般庶民だ。

それはともかく、株価を初めとして、為替相場の幅が大きくブレてきた。

ここしばらくは116円をキープしていたが、それが115円に落ち、今週あたりから114円をかいま見つつある。

確実に下がってきている。プロのトレーダーは本格的な下降期に入るのかを見極めているのだろう。そして、下降期に入ったと思ったら、円買いに一気に走る。一気に走る情勢判断は小さなことかもしれないが、堰を切ったように円買いに走る。でも、時間的な幅はそう長くはない。あっという間、例えば、私たちが寝ている間の一瞬に過ぎない

今、下値の下値で指値(買いポジ)をとって成功している人も多いと思う。一夜開けると100万を優に超える値をとれる。しかし、為替相場に「柳の下にドジョウが二匹」という状況が長くは続かない

為替相場の時間軸は、自分がその外にいるときはえらく長く感じてしまうが、その中心で売買をしているときはものすごく短い。好きなことをしているものだから、その時間経過に全く気がつかない。それが相場観を狂わせる。それに気がつかない限り、墓穴を掘ることになる。

今回、トランプ相場は上げ相場だと踏ん切ってしまった人たちは大きく利益を上げたと同時に、あっという間に強制カットとなってしまった。油断大敵だ。