第91回 13日の日経をお読みでしょうか?
「金融庁は外国為替証拠金(FX)取引の規制を強化する。すでに個人の取引は元手となる証拠金の25倍までに制限しているが、法人にも倍率規制を導入する。過去の相場の変動を踏まえ、通貨ごとに倍率の上限を決める。相場の急変で個人だけでなく中小企業などが過度なリスクを負うことを防ぐ。」
ということのようで、まだ詳細は不明です。
やはり、プロであってもアマであっても厳しい世界であることは間違いありません。
日々、しっかり気を引き締めて資金管理をしなければなりません。
という一般的な言い回しは、ちょっとやめて、レバレッジが下がるということは、買う値段が上がることとイコールです。
つまり、200倍が20倍とは、1万通貨5万円で買っていたものが50万円出さなければ買えなくなるということ。
100万円の資金のある方は、1万通貨を5万円で買うと残金95万円(購入資金5万円、運用資金95万円)
つまり、ドル円が90円上がっても(下がっても)ロスカットしないということ。
それが1万通貨を50万円で買うから残金50万円(購入資金50万円、運用資金50万円)
つまり、ドル円は50円以内なら上がっても(下がっても)ロスカットはしない。
でも、10万通貨で勝負する人は、その10分の1の9円でロスカット、5円でロスカットになる。
今回の相場のように、122円から108円に落ちていけば、上の資金管理でも、皆ロスカットとなってしまう。