2021.4.29

こんばんは。

一日雨が降り続く。生きているといろんなことが起きる。それは良きにつけ、悪しきにつけ、自分の人生観に大きくものをいうことになる。それは自覚していないつもりでも、心のどこかに焦げのようにへばりつく。

十代、二十代の若者にとっては、今回のコロナ禍は大きな傷跡となる。私には1年間リモートをした経験はないので、口幅ったいことは言えないが、唯一近い経験をしたことと言えば、大学3年在学中、年度末の試験を除いて年間4日ぐらいしか登校しなかったことがあった。でも、それは進路先があやふやになり、急遽、通信制の勉強をしていたからであって、安穏と家にこもっていたわけではないので、今の方と比べることはできない。

人は目標が定まるとがむしゃらに頑張るし、頑張れる。それは人間が人間らしく、人間でいられる理由かもしれない。

社会人になってのリモートは全く経験がない。こんなことを書くと不安に思われても困るけど、リモートで名刺交換をやったから、それが実際にできるかというと、それは全く別物 だろう。まあ、「名刺交換なんてチョロイ」と思っている方は多いが、それは90%は正解だ。問題はその先だ。飛び込みであれ、ルートであれ、年上の方々と話をすることが多いわけで、時節の話題から、自社のPR、次回の注文まで、そつなくこなすことはリモートではできっこない・・・というか、それは絶えず未体験ゾーンとなる。これは先輩諸氏であっても、台本のない台本、まっさらな台本によどみなく台詞を書くようなもんだ。

これがあと1年は続く?私は予言者ではないので、いつまでなんて当たるわけもないが、今年もあと8か月、244日しかないわけで、政府が無策の策を続ける以上、無理でしょう???と言うしかない。

そうこう言っているうちに、今日(昨日)の東京都の感染者数は1000人を超えてしまった。

若者よ、初心忘るべからず、ぶれることなかれだ。