2020.11.5

こんばんは。

アメリカは大統領選挙一色だ。朝の情報番組でもテレ朝は延々とこのことを流していた。私は、その流れに従ってついつい見入ってしまった。

しかし、彼の精神状態はどうなんだろう。確かに過去の歴史を見ても、独裁者は異常に人気者になる傾向にある。これは左から右、右から左にと国民は未知への期待とともに、ある時が来ると現状の逆を求める傾向にあることは否めない。今回、アメリカはその時なのか。報道は断片的なので確実に把握することはできないが、早朝のBSなどは3時間ぐらい前の現地の状況を報道してくれるので、結構リアルで切迫感を感じる報道を見られる。

ないものをある。あるものをないと平気で演説する。それを真実のごとく信じるほうも信じるほうだが、迫力があり、ある範囲では有言実行でもあったから、それはそれで評価をするが、ないものをあるという言動に対しては賛同者も冷静な目をもって、精神をもって俯瞰的に判断するべきだ。「郵便投票には不正がある」、「川に投票用紙が捨てられている」等々に発言は、彼自身が確認したわけでもないだろうに、飲み屋の片隅で飲み友達と話す話ではない。そんな場所で話す話なら「〇×〇×だったらしいぜ」ぐらいはいいだろうが、そういう輩と同位置に、国の代表である大統領が、アメリカは世界での民主主義国の代表であるわけで、その方の言葉とはとても思えない。

バイデンさんがそれなりの凄腕とは思えないが、トランプさんよりかはましだろうし、人間性も確かであるのなら、この4年間で相当オーバーランをしてしまった米国の軌道修正を早々にするのは可能であると思いたい。