2020.8.20

こんばんは。

コロナ禍、当然会社の売り上げは下がっているところが多い。基幹産業と言われる運輸、小売りの売り上げは悪い。とりわけ、航空業界は最悪だろう。百貨店も、自動車業界も、外食関係も、医療関係もと上げたらキリがない。逆にいいところを探したほうがいいかもしれない。一次産業はそこそこ堅調。自宅で料理をつくる機会が増えたから、当然,その関係の食材、調理器具などがよく売れているらしい。人間、最後は食べることになるからお金が続く限り、職がなくても食をつくることは続く。

バブル崩壊のときも、リーマンショックのときも、幾らかのタイムラグ(時間差)でもって不景気という文字を実感することになるのは庶民の我々だ。なけなしのお金で生活しているわけで、それを実感することになるのは、いつも少しずれる。情勢の変化に鈍感な我々は「危ないと聞いていたけど大丈夫じゃないか」と思った瞬間にその大波に襲われる。今回もその手のタイムラグは必ずある。わかってはいるけれど、ついつい油断する。不景気の割には我が社のボーナスもそんなに変化はないし、このまま大丈夫じゃないか」と思っている方がいたら、それは大きな間違いだ。だから、今、大きな買い物を考えている人は思い止まったほうが懸命だろう。今の給料の額をあてにして、これぐらいもらえているから、10年ローンであれを買おう、これを買おうと考えていたら、それはあと半年は辛抱したほうが懸命だと思う。あと早くて3カ月11月か12月。遅くて来年の春の3月3-4月ごろには、低迷している日本経済の実態数があらわれてくる。今、手取りで20万円もらっていても2割ダウンは覚悟をしていたほうが懸命。50万円もらっていたら2割ダウンだと40万円になってしまう。2割という数字は勝手に引いたが、実際はどうなるのだろう。2割で済めばいいが、それ以上の凹みも業種によってはある。御社の売り上げ減がわかるのなら、何割減かを調べておいたほうがいい。そして、自分の給料に当てはめてみる。そして、長期・短期の人生設計を見直しておいたほうがいい。運悪く凹みの大きい業態にお勤めの方は、その凹みと同等か、それ以上の凹みを予測し、自分の未来を想像しておいたほうが懸命だと思う。

家のローンを抱えている方々は、尚更大変だ。2割減になったとしたら、恐らくローン代金分はなくなるわけで、教育関係にかけていたお金、電気代、ガス代、生命保険料、ローンの繰上返済など、早め早めに予測を立て対処されるが懸命だと思っている。