2017.4.13

夕食後、母の様子を見に行ってきた。ウツラウツラしながらベッドに横たわっていた。私のことを特に気にするわけでもなく寝ていた。微熱あり、介護の日報を見ながら、食材のチェック、足のマッサージをした。

3日間行かなかったけれど、足は硬くなり、足を伸ばそうとすると痛みを訴えてきた。こちらは「痛い、痛い」を聞きながらも、マッサージを続ける。ほどなく、曲がり切った足はだんだん伸びてきて、最後は真っ直ぐになる。真っ直ぐにしないと明日の介護がしにくい。それに何もかもがベッドで完結されてしまう介護となる。それは子ども心に防ぎたいという思いがある。

そんな母の様態を見つつ、家路に戻る。母の気持ちに寄り添うと重い気持ちになってしまうし、介護に行かない日々は、その間、介護のことを忘れている自分がいて、母には済まないという気持ちになり、またまた複雑極まりない。

やはり、介護は一筋縄ではいかない