2017.2.3

先日、「沈黙」を観てきた。

残念ながら遠藤周作さんの原作は読んではいなかったけれど、よかった、しかし難しかった。本を読んでいると多分、途中で挫折するかもしれないなと思って観てしまった。

地方の代官が英語をしゃべったりするのを、皆さんはどう見るのかという心配はあったけれど、それはそれで外国人には見やすいと思えば、有りかなとも思った。

当時のご時世を考えれば、キリシタンに対する迫害は、激しく、厳しく、いやも応もないわけで、命をかけてキリストを守り、信じるということの壮絶さが代官の本音のセリフからも推測されて、わかりやすい映画であり、ぜひ原作も読みたいと思った。

ほんの束の間の気分転換ではあり、また、私なりの精一杯の現実に戻るわけで、よいリフレッシュでできてうれしい一日であった。