2016.8.8

仕事と人間関係、あなたはどちらを選ぶのか

これは人類、それも世代間、時代間をも超越してしまう永遠の話題だ。

だから少しリキを入れても、「この親父何を言っているの?」なんてお叱りも受けないだろうと思い一生懸命書くことにする。

しばらく、この手の問題からは遠ざかっていたので、新鮮な気分になって対峙できる。

ある友人が悩んでいるらしい。

転職をした。今までやっていた仕事と同種の転職だ。だから、ズブの素人ではない。「これをやって」と言われれば、すぐに取りかかり、次の指示を待つような男である。しかし、その職場では、自分はよそ者と思われている。新参者だから仕方がないと思いつつ、仕事の指示を待つが、それもなかなかいただけない。仕事をもらいにいくと嫌な顔をされる。「こうやったほうが効率的ですが」と言っても相手にされないどころか、言われたこだけをやっていればいいと言われる。

顧客へのアポイントメントの変更も、こっちがだめだから変更できないと言い通せと言う。どっちがお客だかわからない始末。(どうやら、この会社は官公庁の仕事が毎回しっかりと入ってくるためか、ほかの仕事はあまり乗り気じゃないらしい-それだと合点がいく)

そんな会社だけども、転職したばかりであり、家族もいる身であるから、そうそう転職の転職もできない。

彼は、現状も悩みつつも、さっさと仕事を仕上げ、パソコンで別の仕事(自分の趣味)をしているらしい。

さて、自分だったら、どういうアドバイスをするだろうか。

【彼の情報】

1.三十代前半

2.パソコンにめっぽう強い。ハッカー的なことも可能。ブログもやっていて、アフリエイトにも長けており、企業からの依頼もある。

3.会計に強い

4.面倒見が頗るいい。

【助言】

1.経済的な手段をつくった後、その会社を辞める

2.その会社の改革を目標とし、社内で頑張る

3.その社風に自分を合わせ、自分を殺し、頭を垂れ、風のそよぐ葦のごとく人生を歩む。

この3つ、この3つしか道はない。行くも戻るも、この3つだ。 

難しいね。ほんとに難しい。

部外者は平気で社内で頑張れなんて言うけど、本人にしてみれば、それはそれはエネルギーの要ることでね

社外に出て自立することも可能性は十分にあるだろうけど、これもしっかりと足場を固めないと大変なことになる。

3番目は、多分みんなと一致するところかもね。自分を殺してまで会社に残ってやってられるか。

でもね、それが一番簡単なんで、世の中の人の8割ぐらいは、それに従って進んでいっている?

私は、1番を勧める。

理由:経済的基盤が確立できそうだから。

人生は何もしないと、かなり長い。「人生は短い」というのは、何かする場合だ。

時間というものは、そういうものだ。好きなことに熱中しているとすぐ時間が経ってしまうように、人生を賭してする仕事は熱中できるに限る

また、彼が持っている技術は、この先の時代に合っているということ。(テープレコーダーの開発者とICレコーダーの開発者、どちらが将来的に有望かということ)

アフリエイトに精通している---私もブログを書いている人間として、これがお金になればいいと思わないでもない。その点、彼はそれでも副収入が、かなりありそうだから。

以上の理由で、きっと私は彼に自分の足で歩く道を勧めるのだと思う。