2016.7.21
昨日、ちょっと気になった記事があったので、拝借した。「第2回琉球・沖縄最先端問題国際学術会議」、
日中共同で琉球王国の歴史について研究発表を行うなど互いに認識を深め合うという名目で開かれている国際会議
が、どういうわけか中国で開催された。それも今回で2回目。(沖縄の方たちも参加しているようです)
どういう意味か考えてみた。
沖縄と言えば、米軍基地問題、地位協定の不平等、地元は絶対反対、米軍への風当たりは強い。
沖縄は独立? させるべきだ。日本とは別になるべきだ。そうすれば、米軍基地は返還される。
沖縄は独立独歩、独立国になるべきだという考え方が沖縄内ではあるらしい。
本土では、そんな考えがあることなど思ってもいないし、誰も現実には起こらないと思っているのは、私だけか?
そういう風向きに敏感に反応するのが中国。その向こうにあるものは、沖縄奪取。
沖縄が独立すれば、米軍基地がなくなり、中国にとっては目の上のこぶがなくなり、
沖縄を自分の国にする絶好のチャンス。中国にとっては尖閣は沖縄を奪取するためのプロローグに過ぎないという
恐ろしい想像もできる。
尖閣などはどうでもいいのだ。最終目標は沖縄、スプラトリー諸島、これらを一網打尽としたらば、
大きな海の資源(漁場、石油、鉱物)をものにできる。これは煽っているわけではない。皆さんもご存じのとおり、
スプラトリー諸島は自国のものだと平然と言って退けてしまう国だ。
残念ながら、一触即発からは逃れられないかもしれない。
唯一逃れられるとしたならば、北朝鮮トップの暗殺、それによる朝鮮半島の混乱-----いやいや、それでも、それに乗じて
彼らは南シナ海を一挙に奪いに来るかもしれない。
「一つの地球をみんなで守る、お互いを尊重仕合い、譲り合い、平和な世界を築く」
なんていうのは、やはり夢物語なのだろうか。
小さな心を痛めたところで、どうにもならないけれど、考えずにはいられない事態が起こりつつあることだけは確かなようだ。
日々の小さな喜びと生活は唯一無二であり、どこの国でも同じ。それに早く気がついてほしいと思わずにはいられない。