2016.7.9
証拠金取引をやっている方なら、よく目にすると思うが、自分の経験をもとにした本を買いませんかとか、CDを買いませんかとか、私のクラブに入りませんかとか、セミナーがありますよ、みたいなお誘いというか、広告をよく目にすると思う。
もちろん、真面目に情報を開示し、投資家に不利益にならないように頑張っている人も企業もいることはいる。
しかし、そればかりではないことも確か。
この商売はご存じのように、不安定な状態が常態化しているのが常。
今の1,000万円が1時間後には0になる可能性がある。
だから、少しでも安定がほしい。
だから、ふっと思う。
自分の情報を売ればいいのではないか。そうすれば、少しは安定化する。そう考える輩がいることも確かで気をつけなければいけない。
簡単に言えばガセネタというか、いい加減な解説で事を押し切ろうというする人たちだ。
残念ながら、真面目にやっている方々の情報が、私たちの力になる---力になるということは利益を産むネタ--情報かというと、それは残念ながら皆無。
この皆無というのは、無駄だということでは決してないが、それらの情報はすべて過去のものだということ。つまり、私たちがポジションをとるときの直前の正確な当たり予測はないということ。(もちろん、雇用統計担当者のみが知っているわけだけど)結果を追ってもよい結果にはならないことは知ってのとおり。
過去の分析は私にも、あなたにもできるわけです。
あなたはのエントリーは間違っているとか、1年で1億円を稼いだディーラーとか、嘘臭い話はゴマンとあるから気をつけなければいけない。
自分はすごいんだと言って、ちょっとした情報を売って儲けようとしている人間がいることに十分にご注意。
最終的に頼れるのは自分だけだという世界だ。