2021.7.7

こんばんは。そうなんですね。7--7の七夕だったんですね。

そんなことを忘れがちな日常。だんだんと人間は世知辛くなるばかり。

こんなにもどんぴしゃりに時が合わせられるんだから、「サスガ!流れ石」と言いたくなってしまう。何のことかって?当然、あの話です。

オリンピックを初めから「絶対やる」と決めていないものだから、行き当たりばったりの政策の積み重ねで今となってしまった。国民の我々はどう少なく見積もっても為政者とイーブン、もしくは、それ以上の判断能力は持って今日まで過ごしていた・・・・・・と誰もが思っている。

1年半前、あのダイヤモンドプリンセスが船内で新型コロナウイルスの感染者を出したのは誰もお忘れではないはず。しかも、それが1~2人ではなく、七百人以上の感染者を出したわけで、そのノウハウはいい意味でも、悪い意味でも学んだはず。「じゃ、どうする?」「オリンピックは1年半後だ」、「感染を拡大させないためには?」「諸外国の状況は?」「来・渡航はどうする?」「島国としてとるべき方策は?」と考えれば・・・・・・「すべてはオリンピック開催のため」と目標を定めれば、何のブレもなく政策は打てたはず。他国の反発や抗議にすぐあたふたする日本人特有のアイデンティティのなさは、「オリンピック開催」の錦の御旗があれば、何の躊躇もなく、堂々と正論を言い続けられたはず。ワクチン優先度の要請も、入国制限措置の件も遠慮なく言い放つことはできたはず。

心底からもう二度と自国開催のオリンピックなんてやらないほうがいいと思っている日本国民は多いわけで、オリンピックの神髄、裏側の汚れた部分を知ってしまった以上、そう思うのは当然の帰結。

オリンピック開催は政権浮揚の魔法の杖のわけで、だから、何としても開催したい。じゃ、何で一生懸命開催できるように考えなかったのか?

その答えは・・・為政者たちは「インフルエンザの新型程度、直ぐに収まる」はずとしか思っていなかったと考えれば、納得する。そして、「注視していく」、「注意深く見守っていく」と言い続け、注意深く見守り過ぎて・・・・何もできず・・・今日まできた・・と私は思う。

各国は変異ウイルスの猛威で再びロックダウンを始めつつあるわけで、それでも日本はオリンピック騒ぎ????これって世界から見れば、「ノーテンキですね、日本は」と思われては致し方なし。行き着くところまで行くしかなさそうと思うんだけど、ちょっと寂しいね。

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ついつい政治の話しになると力が入ってしまう。今日はバラの話。バラの話・・・・。



この時期、挿し木を試みている。

5枚葉を残し、その上をカット、下側も2~3センチを残し、黒いポットへ。黒いポットは下半分を鹿沼土、上半分を土。半分ぐらいを水に付け、半月ぐらいで出てきた。(写真の話ではない)

これがその挿し木。上が古い葉っぱ。下が新芽。






小さいポットに入れておくと枯れる危険性があるのが少し大きいものに移し替ることにした。

本当はもう少し小さいものがよかったんだけど、野ばらを植えておいた鉢が開いたので、大分大きいんだけど、これにしてみた。いつもなら、3回ぐらい鉢を植え替え、安定してから地植えにしている。ちょっと手間を省いてしまった。

これは鹿沼土。その下には石が入れてある。











まず、普通の土、庭の表に出ている土(表土)を少し入れた。




























次に堆肥を少し。全体の3分の1ぐらい。

 





















そしてまた表土を入れたところ。堆肥を表土でサンドウィッチにする感じ。




















そこに先ほどの挿し木を植えるわけです。




シャッターを押す瞬間にどっとこぼれてしまいましたが、枝は無事でした。ちょっと肝を冷やした。











再度同じ写真ですが、この上の古い葉っぱ2枚を切ります。

根に負担をかけないように。












こんな感じにカットです。

下を生かします。上は廃棄です。

 











野ばらが元気がない。鉢が小さ過ぎて、根っこが悲鳴をあげていた。













穴を掘って地植えに。春は薄く白い花が咲く。トゲもなく扱いやすい。

東側で余り日当たりはよくないんだけど、それでも頑張って生きてくれると思う。