2016.9.12 

生活しているといろんなことに出くわす。それをどのように記憶にとどめられているか。その差がブログ数の差になってあらわれる。

別に小説家になるわけでもないし、甚だ作家の方には不遜ではあるけれども、もし、自分が作家になるとしたら---というか、今の作家の方は、こういうパソコンでの記入方法があるから、ある意味便利というか、筆が進みやすいことは確かなようだ。もし、私がペンと紙を持って書くとなると、誤字、脱字、正確な漢字が書けないから辞書を引きつつということになって、なかなか文章が進まないとか筋書きを忘れてしまったりとか、いろいろなことが起こるわけで、結局、筆がストップ状態になってしまう。しかし、今はキーボードで打つものだから、とりあえず、いろいろなことが頭に浮かぶというか、打ち方が進みやすい。誤打があっても直ぐに訂正できるわけだから、頗る効率がいい。

でも、頭の中は、筆を使う場合とキーボードを打つ場合とでは微妙に違いがあると思う。それはどのように違うのかは、うまく言えないけれど、スマホで電話するのと、黒電話のダイヤルで電話するほどの差がきっとある。これを読んでいるあなたにも絶対的にわけのわからぬ違いだけれど、微妙な味わいがあるに違いない。

10円玉公衆電話テレカ公衆電話ホケベル→1キロもある携帯電話ダイヤル電話→プッシュホン電話、テープレコーダー→MD、MD→CD、CD→MP3(圧縮音声)、レコードプレイヤー→コンポーネント、白黒ダイヤルテレビ→液晶テレビなどなど、すさまじい勢いで変化している。これはほんの20年間でだ。

特にMDからMP3での変化は早過ぎて、音声機器を備えている会場は、皆使い切っていないうちにお払い箱になったところも多々あったようだ。

こんな時代に生きていられた私たちの世代はホントに幸せだと思う。こういう変化を、この先もじゃんじゃん日本の手で進めていってほしいと切に願っている