2018.8.8


8月6日は原爆が投下された日・・・・・・・だった。

毎年毎回、テレビでその日を知らされる。


自分は知識人でもないので、8月6日と9日のことはいつも忘れている。

そんなちゃらんぽらんの人間だけれど、「核拡散防止条約」と「核兵器禁止条約」の違いは知っている。


日本は「核拡散防止条約」には署名しているが、「核兵器禁止条約」には署名をしていない。


簡単に言えば、「これ以上核を広げることは認めないけど、今の核は認めるよ」と言っているのと同意。


政府は核を認めるなんて一言も言っていないと言うかもしれないが、世界はそうはとっていない。アメリカの核の傘が使わせてもらっている。だから、「禁止条約」には署名できないという論理。


被爆国なのに禁止条約に署名しない。


見方を変えれば馬鹿正直ともとれるかもしれない。しかし、その曖昧さが外国から見ると日本は筋が通っていないと見られる。


原子力発電事故を起こしたのに、原子力発電をやめず、それを輸出する日本。


そろそろ論理矛盾をせずに、筋を通すべき時期に来たのだと思うが、広島、長崎の記念式典を見るにつけ、政治家の皆さんは、どう思っているのだろうか。