208.7.10
おはようございます。
昨日は千葉でもスコール的な雨が、かなり激しく降ってきた。
太陽はさんさんと照っていて、その光で雨はキラキラ光っていた。
久々にウキウキするような雨であった。
小学生のころ、1キロ以上先のアスファルトの道路が、黒く変わってこちらに向かって来ることがあった。
それは「ガァー」という音、「ザァー」という音を伴って私に向かってきた。
夢かと思った。夢であってほしいと思った。
私は思わず逃げた。その黒い、聞いたこともないような音と共に迫ってくるものから逃げた。
しかし、それは夢でなく、確かなことだと直ぐにわかった。
あっという間には、私はびしょ濡れになった。
そう。雨が自分に向かって迫ってきたのだ。
本当に運がよかった、そんなのなかなか見られないから。
そんなことをふと思い出した、初夏の雨であった。
西日本の方には本当に申し訳ないと思うばかりだ。
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実家の仏壇で手を合わせていたとき、その仏壇横の壁にコンセントがあった。
そのコンセントにはずっと前から電気コードが差してあった。
別に気にとめるでもなく、至極当然とそれを見て、仏壇から離れようとしたときのことだ。
そのコンセントが「ボッ!」と火柱が上がった。一瞬でその火柱は消え、コンセントの周りは黒く焦げついていた。
私は何が起こったのか、ちょっと見当がつかなかったが、恐る恐るそのコンセントを見た。コンセントのプラスチックの部分は焼けただれ、歪んで、黒ずんでいた。
熱いだろうことは想像できたので、冷めたころう見計らってゆっくりとコンセントを抜いた。
そうか、これがコンセント火災なんだ。
コンセントの差し込み部分と壁との間が少しだけ、ほんの少しだけ開いていて、そこに埃がたまっていて、それが燃えたのがわかった。
大事には至らなかったが、怖いね。
よくよく考えると家中、コンセントにプラグは差し込みっ放し状態だ。
プラグはきっちりコンセントに入れ、間を開けない。コードはグニァグニァ束ねない。これは鉄則だそうだ。