2017.6.16


初夏になると思い出すことがある。

次男の彼はそのせいで、今でも事あるごとに竿を垂らす


30~40代は釣りにはまった。それも今では悪名高いバス釣り専門


当時は、プロのバス釣りがいて(今でもいるけど、よく知らない)たしか村田さんと浜田さんだったかな。


二人とも天真爛漫というか、変に理屈をこねるわけでもなく、そうかと言ってチャラクもなく、適当に受け入れられる人間味のある方だった。「だった」というと失礼かもしれない。きっと今もどこかで釣りをしているんではないだろうか。


外来種として目の敵にされて久しい。確かにワカサギとか、メダカ、小鮒の稚魚を丸飲みにする。体調30センチもあるバスなら、大口を開けると15センチぐらいは口が開く。その口で葦の影に隠れて群れる稚魚をじっと待つ。そしてガバッと水とともに飲み込む。偶然、私は釣りをしているときにそれを見た。それはあっと言う間の出来事だった。


稚魚が飲み込まれるわけだから、在来種はそっくりガッポリ減っていく。成魚はよほどのことがない限り襲われることはないが、稚魚は一網打尽だ。


全国の沼、湖で生計を立てている漁師さんはたまったものではない。バスは依然食卓には乗ってこないから、やはり食するものには適さないのだあろう。蛤の代わりのホンビノス貝のようになれば、バスプロもまたメジャーになれると思うけど、なかなか厳しい。


またまた、話がそれてしまった。朝4時に起きた話は、この後に。