2017.5.18


家の中で一番の不都合が出てくるのは、皆さん共通の台所

台所ほど、多くのものを置かなければならないところはない。寝室だって、こども部屋だって、トイレだって、浴室と洗面所だって、そんなに多くのものを置くところはない。引っ越しをするとよくわかるのだが、よくこんなにたくさんの種類がここに入っていたもんだと感心することが多いのは台所だ。


台所は荷物の種類が豊富、かつ皆よく使われるものだ。押し入れのように、布団を押し込むと同じ感覚では入れられないのが台所。ちゃんとしまって、素早く出せることが必須条件となる。


食器棚にしても、奥行きのあるものよりも奥行きがないもののほうがいいに決まっているわけで、奥行きがない食器棚ということは、その分横に長いか、別途食器棚が必要になってくる。主婦にとっては、毎日そこで作業を行うわけで、出し入れがしやすく、目視でも確実に所在が把握できなければいけないことになる。


シンクにしてもなおざりにしてはいけない。お使いになる主婦の身長に合わせることは当然で、その上にある吊り戸棚も同様に、その方の身長に合わせ、引き出せる高さにしないといけない。吊り戸棚のものを出すときに、一々椅子に上がらなければならないようでは誰のためのキッチンかわからなくなってしまう。最近はそのようになってきていると聞いてはいるが、今一つ、念押しをしないと、その辺の理解度の浅い営業マンだと、簡単にスルーしてしまうところだから、十分に注意が必要なところだ。




















慎重に