家づくりは一回では成功しない(第300回)-日照 [我が家]
2024.1.24
こんにちは。

この写真は太陽に向けて撮ったもの。
私の腕は進歩しないけれど、カメラの進歩は著しい。逆光もなんのその。自動で調整してくれるから助かる。以前だったら真っ暗で写るに違いない。
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高齢になることを見込んで平屋にしたこの家。七十近くになって家人の足運びがおぼつかなくなった。やはり平屋は正解だったかもしれない。
しかし、その分、地べたに多く間取りを配置することになったので、当然ながら日当りは悪くなる。
以前も書いたけれど、隣地の高低差があったため、なおのこと日照が悪くなった。
「どうしてそんなこと分からなかったの?」といぶかしく思われるかもしれないが、それまで我が家は40年近く古屋があり、そこに何年か住んでいたことが禍した。当時は日当りもよく、隣地に家は建っていたにも関わらず、日照は頗るよかった。じゃなぜ?
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よくよく考えると簡単な話で、そこが私が愚鈍の愚鈍たる所以なんだけど、南側に5~6m余分に家を出したことが禍した。きっと二階家にしたならば、そんなに南側に家を寄せる、つまり日陰になることもなかったんだろうけど、当時の実体験で日当りは良かったという感覚が強かったものだから、日当りは絶対大丈夫だと、そこはスルー、考えなかった。
それに昔、我が庭は木々が生い茂り、小さいながらもビオトープ状態になっていることが多かったものだから、木々を分け入り、目視確認をすることがなかなかできなかったという言訳をしておこう。
この図を見ていただく分かると思うけど、斜線までが日陰の部分。我が家と書いてあるところまでで家を止めておけば何の問題はなかった。斜線がクロスしているところまで出したものだから、そこの部屋は全く日が当たらないことになった。
【教訓】
・家を建てるときは、「絶対」とか「必ず」ということはないと思え。
・現地確認の徹底をしろ。
・営業マンの言葉はまず疑え。(今回、営業マン(設計士)の判断はなかったものの、専門家として、周りの状況等を鑑み、こんな可能性がありますが?と、一言助言がほしかった。)