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久々に怒りを思い出した。 [新聞記事]

2024.6.28

こんばんは。

昨日、久々に本業の仕事に行ってきた。もう何十年とお世話になっている仕事の現場だけあって、多くの方がいなくなり、多くの新しい方々の顔を見るにつけ、時の流れを感じざるを得ない。こんなことはついさっきまでなかった感情だ。

「ついさっき?」、「何言ってるの?」と思われるだろうけど、人生の時間は、部屋の真ん中に鎮座する時計とはまた違った尺度で動くもんだと、最近とみに分かってきた。もう遅いけどね。

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ついつい朝日新聞かと思ってしまったけど、毎日新聞だった。

その記事を見て、またまたあの日の怒りを思い出した。皆さんも「ああ、そんなこと、あったね」と思い出すに違いない。

多くのことを人間は忘れていく。特に新聞に載るような事件は、走馬灯のように、日々日替わりで登場するから無理もない。

その事件は、あるトップが自分のマツリゴトをやりやすくするために、その人物の定年を延長したという、信じられないようなことを平気でやっていたというお話。

時は2020年1月。もう4年が経ってしまった。

東京高検検事長だった黒川某の定年を延長した件だ。






時の党首はいろいろなことで政権の私物化を指摘されたことは事実。

組織の中にいる者は、それに刃向かうと、どういう目に遇っているのかを目で、耳で感じさせられ続け、じゃ従順でいるほうが、自分にとっては得だと思わせる土壌をつくっていった内閣人事局制度。

どんなすばらしい制度であっても、時のトップが間違った考えを持てば、それはたちどころに凶器となるというよい例だ。

森友学園、加計学園と言えば、いわずと知れた安倍政権の話だ。

そんな政治の陳腐化が、知らず知らずのうちに我々の皮膚の間から身体深くにしみ込み続け、我々をノンポリ、無力化していったことは事実。事件は過ぎてしまったことで過去の話だと片づけることはたやすいことだが、それ以上に今の我々に身体深くに浸透していった政治に対する無気力感の払拭はまだまだできていない。この責任は、一体どなたがお払いになるのか?

この時も政治資金規正法の影がつきまとっていたことは、我々国民は忘れずに政治を見守り続けなければいけない。

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