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自分が変えていくという気持ち [新卒・転職]

2022.11.29

こんばんは。

世の中には正論だけでは通らない、通せないことが多々ある。それは自分が時に合わせていく度に感じさせられることが多い。世の中の人は、それを「妥協している」とうそぶく。出る杭は打たれる。だから出ないし、出られない。組織の中にあっては、それが社会的に認められないことであっても、上意下達の中にあっては身動きがとれないのは当然。自分の今の身分を捨ててまで、そこから飛び出す勇気を持っている人は少ない。今回の官製談合?と思しきオリンピックの後始末事件も、その内部の組織にあっては皆十分に分かっていたことだろうし、自分がその会社に身を置いていれば、自社に仕事が受注されるわけで、自分の会社の業績が上がるのに、何も横槍を入れる必要はない。自分の御身が危うくなるようなことをあえて言い出す必要はないと思うのが当然だろう。また、内部告発を受け付ける窓口が社内にあったところで、そこにヌケヌケと申告する人間は今はもういない。その代わりの手段としてのツールがSNSになるわけだが、そんなツールを使わなければ言い出せない、言いだす勇気が出せないのは歯がゆいが、社会の正義というものは、そんなもんなんだろうと割り切るしかない。

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しかし、その線引きはどこまで下げるかだ。官製談合の話はオッケイとしても、赤木ファイルの件はバツだとか、自分がその当事者になったときにあたふたしないために、自分で自分を律するという意味においても、その線引きは必要だろう。

こんな世馴れた言い方は好きではないが、明日を生きていかなければならない方々にとっては、まさに死活問題。生きる糧を捨てるかどうかの大問題だ。軽々に考えられないことは十分に理解できようというもの。

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どんな社会、会社の組織であっても、それは往々にしてあることで、それに真正面からぶつかってしまう間の悪さ、言い換えれば「運の悪い人」にならない方法を自分で身につけておく必要はありそうだ。

しかし、そんな教科書はないし、入門書もあるはずもない。すべては自分が毎日通い慣れているその会社の門をくぐり抜けながら、その術を身につけていくしか方法はなさそうだ。

悪はある。道を外れたことは社会には充満している。新聞やテレビ、ネットニュースで、それは五万と報じられていることはご存じのとおり、つまり、それらの事件に自分を置かない方法を見つけるだけ。ただそれだけのことだ。

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ピカピカの社会一年生には耐えられない、腐った言葉だと思うかもしれないが、その現実は真実だ。まずは巻かれろ。そして、自分でそこに対峙しない方法を考えろ。そして力を付けろ。力を付けてからでも、その悪は逃げてはいかない。そして、ゆっくり、密かに蜂の一撃を送ればいい。その術をしっかりと時間をかけて見つける。そのぐらいしか、この世の中を逃げ果せる方法はないかもしれない。

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