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忘れまじ!この地に生まれたありがたさ [新卒・転職]

2022.11.18

こんばんは。

今日は11時半を過ぎると曇りがちの千葉。天気予報は晴れると言っていたのにと文句を言ってみても仕方はないのだが、これはオープンニングということで・・・。

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人間を長くやっていると段々と怒りを忘れる。この手で日本を変えていくんだと不遜だけど、本気で思っていた青臭い若かりし日々を思い出す。別に老成したはずもあるまいに、自分が自分をあきらめているわけでもないのにと原因を探ってみてもなかなか見つからない。

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もう3年ぐらい前になるだろうか?東京オリンピックに出場予定だった南スーダンの選手たち。1年以上日本の暮らしをしていたわけで、彼らの本音を聞いてみたいとつくづく思う。

彼らにとって、毎日入浴する習慣なんてなかったはず。トイレに入れば、その都度、水を流す驚き。水汲みは重い思いをして汲んくるわけだろうし、飲める水をトイレに流すなんて考えられなかったはず。食事も三度三度出てくるわけだし、部屋に入れば、冷たい冷気が流れているし、暗くなれば電気がつき部屋を明るく照らす。我々にとっては当たり前の環境が彼らにとっては驚きの連続であったはず。

彼らからすれば、「なんと贅沢な」という思い?を抱いて日本を去っていったはず。あんな暮らしをしているから地球が病んだんだと思ったかもしれない。もちろん憧れも持っただろうけど、そんな彼らの本音を聞いてみたいと思う。

そんな贅沢三昧のこの国に生まれていても、そのありがたさを忘れてしまう人間のなんと多いことか。時期が時期だけに、その環境を変えていかなければならないと思う若者がいることも確かだけど、アフリカの大地に裸足で生きていかなければならない自分と、日本のこの地で、雨が凌げるこの環境下で生きていかなければならないとを比べ、自分の可能性を精一杯出そうとしない若者のなんと多いことか。「じゃ、お前はどうなんだ?」というブーメランが飛んで来そうで怖いけど、自分の人生だからね。みんなが通れば怖くない的な考え方は、全く自分を前に進ませようとする起爆剤にはならないわけで、交通違反キップを切られたときでさえ、「俺だけじゃないだろう。あいつも取り締まれ」と怒鳴り立て、自分を顧みない輩と全く変わりはしない。

自分は何がやりたいのか?自分を生かす生き方はどこにあるのか?どんな仕事でも一生懸命続けることが、どんなに大切かを若者は残念ながら、まだまだご理解をいただけない。詰まらない仕事でも粘り強く続けること。一生懸命続けること。それが次につながるということを若者は仕事に問いかけようとしない。それは大きな過ちであることに気がつくべきだと思っている。

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