タレント議員先生 [新聞記事]
2012.7.16
こんにちは。
こんなことを書くと、「そりゃ、不遜だ。不謹慎だ」と罵られてしまいそうだけど、それはそれ。これはこれ、だと思うから書いておくことにする。
生稲晃子氏(54)、朝日健太郎氏(46)、松野明美氏(54)、中条きよし氏(76)、猪瀬直樹氏(75)、青島健太氏(64)・・・・生稲さんは自民党だけれど、ほかはすべて今回の選挙で維新の会から立候補したタレント議員。ほかに女優さんも一人いるけど、こうたくさんタレント議員を出して、とりあえず議席をという姿勢は、国民を馬鹿にしているのではないかと思ってしまう。
こういうことをするから政治が陳腐化する。ほかには水道橋博士がいるけど、う~~ん、どうなんだろう。中には真面目に勉強して、議員のレベルにまで育ち、国民の付託に応えるべく成長していく人もいるかもしれないが、松野さんなんかは議会をほったらかして講演会を開いていた。しかも2回も。ちなみに、松野さんは県議会議員だったそうな。選ぶほうも選ぶほうかもしれないが、もう、馬鹿らしくて開いた口が塞がらない。「2回さぼっても受かっちゃうんだ」と思われては、幼子と同じで手に負えない。
そんな中、今渦中の昭恵夫人が立候補するとか、しないとか。これも冷静に考えれば、おやめになったほうが日本のためだと思うけれど、地元では、彼女の立候補を切望する人が多いことは十分想像できる。不憫、かわいそう、憐憫、どんな感情がそこに入ってくるのかは分からないが、それはそれ、これはこれだ。
きっちりと線引きを各政党のトップはするべきだと思う。いつもお偉い先生方は「国民の付託を受けた」と正々堂々(私から言わせれば「いけしゃあしゃあ」)と言うけれど、選択の幅を狭めているのは、当事者である先生方であり、最終責任は選挙民である我々ではなく、党首である、あなたたちであることをお忘れなくと言っておきたい。
自分の中のコンプライアンス [新聞記事]
2022.7.16
こんにちは。
今日も一日雨・・・雨・・・そして雨。
これは我が家の室温計。
右側は湿度計。
なんと80%になろうとしている。
日差しが出ていないからまだいいようなものの、日差しが出ず、サウナ状態にならないことを祈るのみ。
----・----・----
【今日はちょっと固い話】
世の中がどう動こうと間違ったことをすれば非難されるのは当然で、これは有名人であろうと、私みたいに巷に埋もれそうな人間であっても同じこと。「コンプライアンス」は他人事だと思っていると、とんでもないしっぺ返しを食らう。
これは自分の生活の中でいつも付いて回っている。小さいことで言えば、ゴミのルール。ポイ捨てはいけないと分かっていても「ツイツイ」、「めんどくさいし」という体で自分の中のコンプライアンスハードルを下げてしまう。自分の中であるからして、それを上げようが、下げようが何ら障害はない。しかし、これが組織の中となればそうはいかない。多数決だったり、合意形成でもって事が決められていく。そこには他人の目が入るわけで「あいつ、あんなこと言っていやがる」とか「結構真面目なんだ」とか、他人からの評価があるから、そこは自ずと自制が働く。そういう意味では、自分が組織内にいることは、自然と自分を高めることになり、生きていく上では大いに糧になる。
問題は組織から抜け出ているとき。組織に属さない時だろう。その時は誰からも評価を受けないわけで、飲み干した缶ビールを道端に捨てたところで「あっ、捨ててる」と縁も縁もない人からのつぶやきでしか評価はない。そこには自制も何もないわけで、ある種の無法状態になってしまう。
人間はエゴイスティックな動物だけれど、トラやライオン、チーターよりは少しだけ分別がある。その分別を邪魔と思うか、思わないか。それは国の今後の行き方に大いに関係することだと思う。
ただ生きていてはダメだ。自分のコンプライアンスを高めること。それが最終的には自分を生かし、生かし切る方法にたどり着くことだと思っている。