小田コン-真駒内アリーナ [生活]
2022.7.13
こんにちは。
千葉は一日中曇り。やっと今雨が降ってきた。昨夜も結構降ったらしい。千葉に関して言えば、ほどよくのお湿り。内陸部では大雨らしいので、「雨だ、雨だ」と大騒ぎはしていられない。
世の中は動いて動いてと目まぐるしく。とっくにAUの通信トラブルの「補償はどうするんだ!」という声はかき消えてしまった。私は仕事から半分以上、足を洗っているので問題はなかったが、現役世代、特にビジネスマンの方々は大変な思いをしたに違いない。
私の現役のころはガラケー時代だったけれど、仕事帰り、地下鉄を乗っている時、クライアントから「急きょ納期予定が変わった。できれば、一部でいいので、今夜中にくれないか。」なんていう電話は度々。「お客様は神様です」と三波春夫先生はおっしゃったが、私にとってもそれは同じこと、都度、頑張らせていただいたのは昨日のことの様。
今回の通信回線トラブルは、こちらからしてみれば、先方からかかってこないわけだから、すっごくラッキーということになるけど、残念ながら、当時はそういうことは皆無だった。一度ぐらいは経験してみたいなという気が正直なところ。
----・----・----
最近は少しずつ更新回数が遅れ始めた。書く気が起きないわけではないのだが、相変わらず時間の使い方が下手なもんだから、後手後手になって書けなくなっている。
【ここからが本題】
先週の10日の日曜日(いや、今週?かな)に北海道まで小田コンに行ってきた。ネット感想も見てもあまりひどいことは書いてなかったのはいつもとおりだけど、ネガティブ思考/斜に構えている私にとっては、今回のコンサートは久々というか、何回かの不調の中では最も強烈なものであった。これは小田さんご本人が一番分かっているんだろうと思うので、余り言うべきではないかと思うけど、「お愛嬌だよ」と言うのはちょっと褒め過ぎかなと思うほど。
例えば、1小節が終わって、2小節目に行くとき、その歌詞が遅れ、出ない。これは小田さんがよくやることなんだけど、歌詞の合間合間に観客に歌わせて・・・というスタイルがあるんだけれど、今回はみんなで歌うような歌でないときにも多々この現象があったのはちょっと残念というか、かなり心配。これは息継ぎがうまくいかなかったのか?ふっと歌詞が抜けてしまったのか?
今回はコロナということもあり、観客の私たちは声を出して歌うことはなかったし、小田さん自身が観客席に入っていくこともなかったので、ちょっと「ドキッ? アレッ?」とした点だ。
あと「ご当地紀行」というのがあるんだけど、今回は北海道の今までのダイジェスト版。いつもは前日とか、前々日に北海道近辺を散策しつつ、街中での人との予想外の出来事に大いに笑わせられたりしたわけだけど、今回は前後だけ小田さんがコメントを入れた感じ。多少現地に出向いた様子も見られたけど体力温存か? これも少し心配な点だ。
最後に気になった点は、観客席に細い通路(花道)がぐるりと回っていて、観客により近いところで歌おうというスタイル。当然、途中は走らなければならないところもあり、今までは随分と走って歌ってと忙しく。そんなに走らないでじっくり歌ってと言う方々も多くいたんだけど、今回は余り走らず、走っても出力30%程度。いろいろな動作に対しても、観客に対して「アリガトウ」という気持ちが随所に見られず、今回は、やっとやっと走っている感じで、走らなければ走らないなりに、今度は心配してしまうという勝手気ままなファン心理がそこにはあったりして。歌も前半はかすれたり、伸びがなかったり、ちょっと気になるのはいつものことなんだけど、後半は声にも伸びも出てきて、いつものハイトーンボイス。喉の調子はよさそうだった。
財津さんが引退し、加山さんも引退し、拓郎も引退表明。彼の心中穏やかでないことは想像に固くない。
こんなふうに書くとズッポリファンだということが分かってしまって、ちょっと大人げなくお恥ずかしいが、次回の公演は、どうなんだろうと頗る不安になってしまった北海道公演のご報告であります。