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家づくりは一回では成功しない(第204回)-二階か平屋か [我が家]

2022.5.5

こんにちは。世の中はGW真っ最中。私は微熱があり、常用薬のパブロンが切れたのでウエルシアで購入してきた。何ともダサイね。

最近のウクライナの報道を見ていると、ある日突然、核弾頭を積んだミサイルが発射され、あれよあれよという間に、あっちこっちがドンパチが始まってしまうような、そんな危うさを感じる。地震のようにけたたましくアラームが鳴るとも思えないので、テレビもラジオも付けていなければ、知らぬ間に核弾頭による放射線の熱波にやられて、気がついたらあの世とやらに行っている。それはそれで苦しみそうもないからいいかもしれないが、日本は地政学的に離れているし、核弾頭の発射基地もないので、狙われるとしても最後の最後かもしれない。それはそれで死の足音を否も応もなく感じてしまうわけで、そんな恐怖はあんまり味わいたくはない。微熱のせいか、ぼんやりとそんなことを考えている私は、いつの間にかGWの喧騒とは異次元の場所においてけぼりを食ってしまった感がありありだ。

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では、家の話。平屋か二階家かの話。大分前にも書いたことなので、あまり目新しいことはないかもしれないが、再度書いておきたい。

【平屋のほうがコスト高】

①二階家にするメリットを考える。

 ・眺望/日照/プライバシー/風の流れ/災害/防犯/動線/老化

②平屋にするメリットを考える。

 ・補修費用/メンテナンス

今回、我が家は平屋にした。理由は費用的な面ではなく身体的な理由が主。素人考えだと二階家より平屋のほうが安いんだろうと考えていたが、あにはからんや、基礎をつくる手間が増えるので、その分、お値段は高くなるとのこと。つまり、建坪30坪の平均的な家では、平屋の30坪は30坪の基礎が必要。二階家の場合は15坪(一階)+15坪(二階)となるので、15坪の基礎しかつくらなくていいので、その分、お値段は低く抑えられるとのこと。

【眺望】これは皆さんの予想どおり、目線が高ければ、それだけ遠くが見える=眺望がいいということなるけど、都会ではどうなんだろう。そんなよい眺望は望めそうもない。

【日照】これも当然、二階家のほうが日照はとりやすくなる。これは都会であっても、田舎であっても同様。

【プライバシー】都会だと二階にリビングをとり、一階は寝室にする方も多くいる。当然、夜は日照は必要ないわけで、昼間活動が基本となるリビング等は二階に持ってくるという考え方。今回、我が家の平屋では、当然、寝室も一階、リビングも一階となる。初夏、少し蒸し暑い気候のときに窓を自由に開けられないという不自由さがある。

【風の流れ】以前住んでいた家も、今住んでいる家も運良く(多分?)風の流れがいい。両家とも風の流れが良すぎてアンテナ折られてしまった経験がある。それはともかくとして、外壁がカビづらい。これは家を大事に思う方にとってはポイント。風の通りがいいということは、家の中もカビにくいと言える。

【災害】大雨のシーズン。洪水は身近に感じている方々も多いはず。二階家はいざというときに上下避難には最適。平屋では逃げる場所がない。

【防犯】これは前述のとおり、窓を気軽に開けておける、おけないの問題がある。

【動線】生活様式は皆さん十人十色。夜洗濯する人、朝に洗濯をする人、二階ベランダに干す人、一階の庭に干す人で、お風呂を二階にするか一階にするかが決まってくる。以前の我が家は二階風呂、二階ベランダ干しで、かなり家人は重宝していた。

【補修経費】持ち家の場合、何年に一回は塗装工事をやらなければいけないわけで、そのときの足場代金も馬鹿にならない。一階と二階では若干足場の組数が少ない分、値段も安い。

我が家の場合、二人ともロートルでの新築住宅だったため、当然、老化のことを考えたわけで、いずれ二階に上がることもできなくなることを考え平屋という決定になった。

多くの方々は若いキャピキャピの方々だろうし、都会では土地も潤沢には確保できないという理由を考えると、やはり二階家が主流であろうと想像に固くない。あとは家族の動線をいかに考えるかだ。少し間違えると大変な負担をからだに与えることになる。例えば、コストを削りたいがために廊下を狭くしたばっかりに、洗濯物をたくさん抱え、毎日その廊下を行きつ、戻りつしなければならないことになるわけで、日々家事をこなす方にとっては、結構なストレスになる。最近は、家事は女性の時代ではないので、お二人でよくよく考えたらと思う。

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