家づくりは一回では成功しない(第195回)-玄関の排水 [我が家]
2022.2.25
こんにちは。
こんなに天気がいいと心がちょっと急(セ)く。カミキリムシの卵が木の中に産み込まれていれば、この暖かさでそろそろ動き出すはず。我が家のバラも分かっているだけで2本、このカミキリムシに犯されているので、何とか今のうちに退治してしまいたい。それは明日決行するつもりなので、その結果はまたいずれ・・・。
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今週の火曜日の朝方、歯の痛みで目が覚めた。ここ5年ほど仲よくしている知覚過敏。平たく言うと歯がしみる「あれ」です。若いころはそんなことは全くなかったけど、最近はお湯でもしみるし、水でもしみる。飲み物はお茶でも、コーヒーでも、なんでもかんでも知覚過敏の右奥歯に当たらぬよう、口の真ん中を液体が通るように窪ませて飲まざるを得ない状態が続いている。それって虫歯じゃないの?と皆が言うけど、
電動歯ブラシを当ててガッガッガッガっと磨いても全然痛くないから虫歯ではないと素人判断。
でも、痛む。虫歯のような痛み。明け方で何も食べていないわけなのに、ヅゥ~んと痛みが続いた。30分ぐらいだろうか。その間はずっと眠れずにいたが、いつの間にか寝入っていた。多分、痛みは治まった。そして、次の日も寝ようとしたら痛みが出てきた。不思議なことに日中は痛まない。運悪く水曜・木曜と歯医者さんは連休中。今日は痛くはなかったけど、また週末になるし、知覚過敏からの痛みなのかもしれないし、家人曰く「雑菌でも入って骨が犯されたら腐って大変よ」なんてプーチンよろしく脅しをかけてくるもんだから、覚悟を決めて今、歯医者さんに行ってきた。
レントゲンを見ると「虫歯ではないね。菌に犯されてもいないようだし、かみ合わせが悪いかもしれない」と先生。カーボン紙のようなものを歯に当てかみ合わせを調べて、その歯の前後左右を削ってくれた。先生曰く「歯が出っ張っているところは、どうしても負担がかかるから、痛くなる場合があるんだ。そこを削って負担を分散することで、痛みがなくなる場合もあるよ」、「また3月に来ることになっているから、そのときに様子見せて」とのこと。あとこうも言っていた「あなたぐらい(高齢者ということ?)になると神経を抜くと言っても大変だから」とのこと。ウンウン、確かにそうかもしれないし、抜いてもほしくないし、歯がなくなって噛めなくなるのも嫌だし・・・と妙に安堵しながら帰宅。確かに、何となく噛み心地はいいかもしれない。そういえば無遠慮にかき氷を食べたのは、もう何十年も前の話だ。
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・・・ということで家のお話。ついついどうでもいい歯の話になってしまった。
玄関は汚れやすい。だから掃除をする。土埃、泥汚れも多いから水で流したいという衝動にもかられる。最近の家は断熱のことを考えてか、玄関隅に穴を開けることがない。前の家でもそうだった。ホースで水を蒔いても水が流れていかないから、雑巾や水切りで水を処理しなければならなくなった。その大昔、私が一番最初に設計図らしいものを書いて建ててもらった家には、それはちゃんと付いていた。当然、水を流しながら掃除をしても、玄関に水は溜まらずにスイスイ流れていって、掃除は早く、きれいにすることができた。
この穴をどうするか。今の施工業者の方々は大概、断熱が悪くなるとか、すきま風が吹きますよとか言うに決まっている。けど、そこに住むのはあんたじゃなくて、私たちだということを忘れてはいけない。玄関の掃除がしやすくするためにドアを付けないでと言っているわけではない。ほんの少しの穴を開けるだけだから、そのリスクは余りないと言っていいだろう。もし、その「ほんの少し」も許せないのなら、ダンボでもすればいい話だと思うのだが、いつもながら話が細か過ぎると言われそうだ。
この写真の「○」のところに穴を開けて玄関内の水を外に流すというちょっとした遊び心が結構住まい人にとっては助かる工夫の一つだ。