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家づくりは一回では成功しない(第181回)ー時系列 [我が家]

2022.1.19

こんにちは。

我が家では今日最低温度を観察?したようだ。朝6時の洗面所で9℃。まだオイルヒーターがオンになる前だったからかもしれないが一桁台になったのは初めてかもしれない。

そんな寒い中、珍しく早く目が覚めてしまった。年寄りだからしょうがないと言えばしょうがないのかもしれないが、流石に夏場とは違って5時には目が覚めなくなった。

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施工会社は大体手順書なるものをつくっている。これをつくっていない会社はまずない。多くの業者さんがひっきりなしに出入りするわけで、柱が上り、枠が決まれば、屋根屋が来て屋根を張る。なるべく雨が降らない頃合いを見て素早く張る。そして建前が終わったらサッシ屋が来る。大工が壁や床を張る前に電気屋が配線をする。そのときにはコンセントの位置など追加があったらこの時しかチャンスはない等々、手順書はかなり重要なものだ。

しかしながら、結構この手順書は大雑把に書いてある場合が多い。それは施工会社は何回も何回もお客と相対しているわけで、大枠のひな型をそのまま提示しているに過ぎない。家を建てることになって、初回の打ち合わせがある(大体、施工会社の事務所で行う)わけだが、そのときに、この手順書を見せてもらう手はずの「はず」。施工会社は何回もやっていることだが、我々にとっては初めてであり、唯一の道しるべになるわけで、いろいろな資料(紙)をもらううちの1枚なのだが、こちらサイドにとっては、かなり重要なものになる。「はず」と書いたのも、結構それを忘れている担当者もいて、当然、その道しるべを業者は分かっていて、こちらサイドが分からないまま事が進んでいくこともままあり、これは極力避けるべきであろう。

私のことで恐縮だが、自営業であったこともあり、ある程度の時間の自由裁量ができる立場だったので、余り問題は感じなかったが、家を建てる方のほとんどは現役バリバリの方が多いはず。週末しか打ち合わせに当てる時間がないことも予想できるので、ここはその手順書を頼りに「アトヨロ」にならないよう配慮したスケジュール感を持ちたいもの。

ということを考えると、「家を建てる」と考えてからから打ち合わせを繰り返し「建前」までたどり着くのに、そういう時間的な余裕を持って進めなければいけないことになる。その期間はどのぐらいか?それは人によってそれぞれだとは思うが、おおよそ1年はかけるべきだと思う(最多40回)。つまり、新居入居を子供が中学生になる春休みに思うなら、小学5年生の夏ごろからスタートしなければならないことになる。建て始めてからは長くて半年、早くて3~4か月というところだからだ。

最多40回と書いたが毎月・日曜日を打合せ日として、月4回、年末、ゴールデンウィークを外す(マイナス8回)とすれば、それぐらいだろうし、土曜日は奥さんや家族と意見交換をし、考えあぐねればいい。これも楽しい時間・思い出になる。

手順書に従い決めなければならないものを項目別に決めていけばいい。当然ながら、そんな細かいものは手順書には書いていないだろうから、細かな項目は自分でも決め、施工業者にも漏れがないか確認しつつ、項目設定をしていけばいい。建築法上分からない言葉がたくさん出てくる。思慮深くない設計士、担当者は、その解説はしないだろうから、都度「それは何のことですか?」とくどいくらい説明を求めることも必要だ。

私の打合せのときに出くわしたのは・・・・。

業者)「これはジンダイにすればいいと思います」

私)「あっ、そう?」

業者)「フィックスにすれば問題はありません」

私)「なるほど・・・?」

建築など、私は全くお門違いで過ごしてきたもんだから、瞬間的には全くその言葉は理解不能であった。私はしばらく考えて、ジンダイ?人台?人工大理石?「人大」と分かったが、分かって時は既に打合せの話はもっと先に行ってしまっていたし、「フィックス」に関しては、家人が「何ですか?フィックスって」と質問してくれたので、理解不能のまま聞き漏らすことはなかった。


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