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遠慮するほど罪深いものはない。 [新聞記事]

2021.7.30

こんにちは。

今日は曇り→雷→大雨→晴天・・・・・も束の間、空の半分は雲一つない晴天。半分は真っ黒い雲と忙しい。晴天続きの雨なしよりも、少しだけ降って、土の潤いと土埃の上がらない生活のほうが、どんなに贅沢かと思う。このまま、上空には寒気がほどよく居座っていただいたほうがいい。

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検察審査会の結論が出た。一部が起訴相当(不起訴不当)であるという結論だった。これをもって2回目の審査が行われるんだろうけど、人事的に骨抜きにされた検察、法務のもと合理的かつ適切な結論が出ようはずもなく、上級国民への鉄拳制裁は桜吹雪の中に飛んで見えなくなることをが確定した。これを我々国民が、どう捉えて考えていくか、「オリンピックが始まれば、そんなことは忘れられていく」とか「国民はいずれ忘れる」と言われ続けていることを鑑みると、我々がきれいさっぱり忘れ去ることは少し悲しいことかもしれない。安倍内閣なんか過去の話と思っている方もいようが、今のコロナの惨状の大方は、前政権からの持ち越しであり、負の遺産であることは間違いない。今回のこのニュースも、元特捜部主任の方が実名で「もともと検察は関係先の捜査すらろくにせず、秘書が全責任をかぶるという安倍陣営に乗り・・・・在宅起訴だけ・・・幕引きを図ろう・・・やる気なし・・・」というコメントを見るにつけ、上級国民の思い通りになってはならないと思うばかり。

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最近の海外の論調やテニスプレイヤーのコメントを見ていると、だんだんこの東京オリンピックをやっていること自体が悪いことになりつつあるようだ。確かに誘致のときにいろいろと歯が浮くような言葉で誘いをかけたのは事実であろう。今回、パンデミックコロナのため、更に非難の先が主催国・日本に向けられ始めているような気がして少々心穏やかではない。

そもそもオリンピックとは? 主催者は誰? その責任者はどこ? ということを明確にしなければ大変なことになりそうな気がする。

・・・・な~~んて愚鈍な私が大上段に構えてみても始まらないが、そんな私でさえ、おぼろげながら、その形は見えつつある。IOCの放映権料・・・三大放送局ABC、CBC、NBC。ここまでは何となく・・・・日本でやっているオリンピック、日本でやっているオリンピックにもかかわらず、その放映権料って払うんだろうかという疑問。多分、払っているんだろうね、IOCに。ちょっと馬鹿らしい。今回、あれだけの難題に遭遇しながら、オリンピック競技がスムーズに運ぶように多くの人・物・金を費やし、ましてもボランティアまで繰り出させ、収益はすべてIOC?

菅さんは、何に遠慮してオリンピックを開催したんだろうか。自分の人気取り・・・それもあるだろう・・・でも、一番顔色を伺っていたのはIOCなんじゃないか。この得体の知れない団体。4年に1回しか耳にしない団体。自国開催でなければ、頭の隅にも出てこない団体IOC。

こんなに多くの人手と疲労力を費やさせ、そして最後には嘘をつかれたと罵られ、コロナの不手際まで指摘され、訴訟なんぞを起こされてたまったもんではない。

今回、他人(他国、他国の人間)に対してははっきり物事を言う。言わなきゃいけないんだということを思い知らされることになりそうだ。


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