SSブログ

復活をさせてはいけないけど、その対抗馬がいない情けなさ。 [新聞記事]

2021.4.24

こんばんは。

今日も一日いい天気。プランターや鉢植えの植物は気をつけないとカラカラになる。山火事もあったように、この時期の乾燥には十分に注意が必要だ。

猛烈な台風は運良く東に90度舵を切ったおかげで、本土上陸は阻まれたラッキーなことこの上なし。偏西風が強かったのか、高気圧の勢力が強かったのか。小笠原の人々には申し訳ないけど、何はともかくよかった。

----・----・----

リプレース⇔安倍。このキーワードを覚えておいてほしい。

自民党の親原発と言われる面々が原発の寿命の40年を60年に延長しようと動いている話だ。日本の原発寿命は40年。福島第一原発事故の後、法律で決められた。これをそのまま現存する原発に当てはめると、早晩、日本の多くの原発は寿命到達となる。しかし、これではカーボンゼロなる目標の到達はかなり困難と見たのだろう。どうしても原発再稼働は必要ということで、多くの議員がそれに同調している。その中に彼もいる。その動向を見て、「これはまるで喜劇だ」とおっしゃった専門家や「ふざけるんじゃない」と息巻く経産省の方々もいると書いてあった。それはともかく、あの福島の事故をもってしても、原発を延長しよう、建て替えようという意識があることに唖然をせざるを得ない。もちろん、使用済みの核のごみ処理問題は未解決のままだ。

彼らの論理を打破するだけの対抗馬を持たない限り、この国は立ち行かなくなる。南海トラフ、首都直下が30年以内に来るかもと言われているのにもだ。

岸田さん、石破さんでいいから、正々堂々と、それではいかん、方向は決まった。再生可能なエネルギーに早々にチェンジしようと動けば、事は大きく動き、日本は変わる。

我々日本人は、安倍だ、菅だ、石破だと人気投票をしたいわけではない。一日も早く、原発の問題を解決して再出発をしたいだけなのだ。

原発汚水を海洋に放出というお恥ずかしいことを近々にしなければならないこと。このことも我々国民は忘れてはいけないことだ。これは国際的には認められている水準だと胸を張りたいのだろうけれど、原発事故直後の、あのドサクサのときにタンクにため続けた汚水が早々きれいだとは誰も言い放てる者がいるわけはない。

----・----・----

一つ気になる記事があった。

-----「福島第2は通常、外部から4回線で受電している。そのうち1回線は定期検査中で、2回線が地震の影響で停止したが、1回線が生き残った。これが、命綱となった」

「ケーブルの太さは約5センチ。1メートルで5キロの重さがある。がれきなどの障害物を避け、建物を迂回しながら敷設したケーブルの総延長は9キロに及んだ。通常であれば重機を使って20人で1カ月を要する作業量だ。東電と協力会社のスタッフを合わせて、総勢200人が13日の深夜までに30時間で成し遂げた」

「3月14日、午前1時過ぎにケーブルをモーターに接続。最も不安定な状態だった1号機の冷却システムが復旧した。あと2時間遅れていたら、ベントを実行しなければならなかった。ギリギリのタイミングだった」---これは福島福島第1ではなく、第2原発の地震直後の様子。運良く、事故は免れたが、第1同様に事故を起こしたとしたら、関東圏は一体どんなことになっていたのだろうかと思うと背筋がぞっとするばかり。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感