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言い尽くせない想い [生活]

2020.10.30

こんばんは。

自分の想いを伝え尽くすということは難しい。こういうキーボードに向かって書く(打つ)ことは考えながら書くわけで、たかだか42字×20行ぐらいの文章を考え考え書けば小1時間かける場合もあれば、あっという間の10分もかからないときもある。しかしながら、同じ文章量を普段の会話の中でやったら、42字×20行は果たして何分かかるだろう。まさか1時間はかかるまい。じゃ、10分は?

普段友達との会話で10分も一人でしゃべる切ることは稀で、クレームとか、プレゼン発表ぐらいのときだろう。つまり、ブログやメールなどキーボードで打つ作業は、かなり頭と目を使って書いていることになる。つまり、私のように文章力のない人間が書くわけだから、言い回しもよくない場合も多々あり、書いているうちに全く違った方向に向いてしまうことも多くあるわけで、自分の書きたかった真意は一体どこにあるのかわからないまま、「保存」ボタンを押すことも多い。

・・・・という言い訳を書きながら、一体、おまえは何を言いたかったのかという本題に入ると、前回書いたことで、どうしても入れておきたい文章があったんだけど、どうにもこうにも入れると文章変更が多くなってしまうことに気づき、ここに追加を書くことにした。

簡単に結論付けて言うと「親より子どもは絶対先に死ぬな。親より先に死ぬことは罪だ」と言いたかった。親から見ると3歳の子どもも30歳の子どもも同じ自分の分身。それは50歳になっても、60歳になっても変わらないということ。そんな馬鹿なと思うかもしれない。確かに3歳は髭を生えていないし、化粧もしていない。しわもなければ、白髪もない。しかし、正真正銘自分の子どもだ。50歳になると髭も生えているし、化粧もしている、しわも数知れず、白髪もボチボチあるが、75歳の親から見ると、やはり考え方、思考の組み立て方は子どもだ。いつまで経っても親との年齢差は変わらないし、追いつけない。人生経験も追いつけないし、50歳の経験値からの考え方と75歳の経験値からの考え方とでは、否も応もなく親の勝利となるのが必定。

親に孝行をする必要はない。親より元気で健康で長く生きる。これが最大の親孝行だと私は思っている。

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残された者 [新聞記事]

2020.10.30

明日で10月が終わる。今年は子(ねずみ)年だったそうな。そんなことも忘れてしまった1年があっという間に終わる。まだ2カ月あるけど、来月になったらもっとせわしなく、再来月になったら、もう今年も終わったという感覚になる。自分にとって、どんな一年だったのか。振り返るべくもなく「無」だけが残る。脱力感だけが残る1年であったことは日本中、いや世界中の人間が感じていることかもしれない。

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もう大分前、といっても今月、この事件は起こった。残念ながら亡くなられた方は有限の悲しみとなるが、残された方には無限の悲しみと苦しみだけが残った。

繁華街のビルから飛び下り自殺の高校生。そして、運悪くその下を歩いていた女性。どちらも若い。まだまだ人生を楽しめたはずなのに・・・。

多くの報道が亡くなられた方と飛び下り自殺とその直撃を受けたことにフォーカスして報道していたが、そのご家族はどうなさっているんだろう。もちろん、自殺した高校生(17歳)の原因も大いに気になるところではあるけど、そのご両親、ご家族は、どうその気持ちを整理して、冷静に対処されたのだろう。いやそれはまだできていなくて当然だが、言葉を選ばず言えば、後のこともよく考えて自分の身を処すべし。死者に向かって笞打つのは非礼この上ないが、ご両親(ご家族)は非情にも巻き添えを食った女性のご家族に対して、どう言葉を紡いていけばいいのか。「申し訳ありませんでした」という言葉では余りにも相手に対して失礼と思っていても、それ以外の言葉は全くご両親(ご家族)には浮かばないだろうし、私がその立場だったらと思うと慙愧の念しかない。残され両家のご両親(ご家族)は、当然、通夜も告別式も・・・・やるべき儀式はやらなければならないわけで、残されたご家族が執り行うことは余りにも過酷と言わざるを得ない。

飛び下りた高校生にも死に値するそれなりに苦しい気持ちもあったにしろ、残されていく者のことにも少しだけ思いを寄せれば、自殺などという無鉄砲なことは踏みとどまることができたはずでは・・・・という思いがついつい、この記事を読んだときに思った次第。

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