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後始末への怒り [新聞記事]

2020.10.23

こんばんは。

また平和な一日が過ぎていく。この「平和」という感覚が我々をダメにしているのではないかと疑いの目をもって見てしまうときがある。

多くの怒りと不安。それを政治は払拭してはくれないどころか増幅し続けていく。それでも懲りない(・・・のか気がつかないのか)日本人は、それを受け入れていく。その具現として時の総理を率いる政党を選ぶ。それは野党であるほかの党首が総理になったからといって、その怒りと不安が払拭できるかといったら甚だ心もとない。だから、今の与党を選んでいるんだ。それが悪いか?・・・悪くはないが、あまりいいとは言えない。

よくよく考えると、これは与党とか野党という話ではなく、国家として、地球としてどうあるべきかというスケールの話になってしまった。一昔前(10年ほど前)はこんなことを言うと、「おまえ大丈夫か?」と言われないとしても、鼻先で笑われて相手にされなかった。

しかし、今は違う。「国家として、地球として」と言っても、そんな違和感はない。

何のことかわからないよと本気で思っている人は、まさにノー天気な人間に成り下がる。

東日本第一原発の廃炉作業、汚染水、核のごみの問題、政治家の汚職、公文書偽造、さくらの会、森友学園、加計学園、河井議員の不透明な資金供与・・・多くの国民は、もう過ぎたことと思っているが、当事者は誰一人、その責任はとっていない。

これらは皆ボディブローのように効き始め、そして民主主義を壊していく。民主主義を壊すとは、「どうせ選挙に行ったって何も変わりはしない。だから行かない。」という口実を有権者に与えることだ。今でさえ、多くの国民は選挙に行っていない。10人のうち6人は行かない。100人で60人、1万人で6000人。日本の人口は1億人と言われているから、6,000万人が行かないことになる。六千万人だぜ。とんでもない数字だ。ロートルが息巻いても仕方がない。若者が、そのことに目を向け、息巻くことが必要だ。声なき声ではなく、若者は声ある有権者であり続けてほしいと思う。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           

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