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誰もが通る道 [ランニング]

2019.8.5


こんにちは。

台風接近ということで雲がだんだん多くなってきた。朝方はピーカンであったが、今は分厚い雲が多い。


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私としては久々に連チャンしているランニング。

ぐぐっと前の7~8年前は毎晩走っていたが、それは飲込時、食道に違和感を感じたから。これはやばいなと思って何気なくテレビを見ていたら、運動で病気を跳ね返すこともできるんですと、たしかNHKかどこかでインストラクターと思しき方が話しているのを聞いて、「そうだよね、気持ち次第だよね」と単純な私は走ることを始めた。

その後、そんな違和感もなくなり、そんなに力んで走ることもなくなり、週3のペースは守っていたが、最近はぐっと減って週1から月3ぐらいになってしまった。年とともにだんだんと億劫になったことも確かだが、走る時間帯を夜ではなく、昼間にしたことも、その原因としてあるかもしれない。夜だと人の目も気にしないで済むので、どんな格好でも気にしなく済んだのだが、昼間になると、あまり変な格好もできず、ついつい足が遠のいたということもあった。

この猛暑、日中走るのは馬鹿げているので早朝にした。早朝はやはり人も少ないし、そんなに目を気にしなくてもいいから。

ということで、今日も走ってきた。朝6時前でも既に太陽の日差しは強く、かなりバテ気味となるが、いつのときも汗をかくということは気持ちがリフレッシュすることは確かなようだ。

ついでに旧家のバラをチェック。しっかりとカミキリムシを2匹瞬殺。バラの木はまだ枯れてはいないが、今後どうなるのだろうか心配は尽きない。何はともかく、春先のあのきれいに咲き誇ることのみのために、こんなにも力を注げる木も少ない。手間がかかる分、愛情も深くなるんだろう。

我が家の近くには介護施設がある。まだ家からそんなに離れているわけではないので、いつもそこを通るときは、まだまだウォーミングアップ状態。跳ねたり、足をあげたり、ちょっと小走りしたりしていたとき、ふとそこの入り口を見た。早朝6時前だったので、誰もいるはずはなく、玄関全体を一つの風景として漫然と見て過ぎた。

「あれっ?」何かいつも違う・・・・・・・・・・よくよく見るとそこには初老のご婦人が椅子に座っているではないか。じっとこっちを見ていらっしゃった。年のころ???80代だろうか???遠目でよくわからなかったけど、すっきり背筋を伸ばして座っておいでだった。あまりに突然現れたので、会釈も何もできなかったが、まだまだお元気の様子。何を考えていたのか。

現役時代の自分の過去のこと?

家に残してきたご主人のこと?

子どものこと?

孫のこと?

お友達のこと?

何で自分はここにいるんだろう?と思っておいでか。

自分もいずれは、「当たらずといえども遠からず」状態になるわけだけれど、未練タラタラの人生だったから、きっと周りに当たり散らすに違いない。彼女にように背筋を伸ばし、背もたれの椅子に座ろうとも姿勢を崩さず生活していけるのだろうか。

そんなことを思いながら、また平凡な一日が始まってしまいそうだ。

一秒一秒・・・・・・誰の前でも時は待ってくれないね。

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