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移植してよかったこと [バラ]

2019.5.14


こんばんは。

東京は雨模様、ヒョウが降ったとニュースで言っていた。千葉はお湿り程度の雨。しかし、今は青空になり、雲は全くない。そろそろ西のほうは梅雨入りだと言っていたけど・・・。


今日は旧家のバラの世話をしてきた。「咲きがら摘み」作業だ。これをやらないと花が咲き続けないことになる。確かに1つの先枝から2~3個の蕾がある。多くの場合、1つだけ先行して咲き始める。それが枯れ落ちるのを待っているとほかの2つの日当たりも悪くなり、きれいに咲かないことが多い。咲いたとしてもえらく窮屈そう。だから、咲ききった直前で咲きがら摘みをすることになる。

今期3回目の咲きがら摘み作業になる。5月1日ごろから咲き始め、今日は15日だが、3回目の咲きがら摘みをやった。にも関わらず、まだまだ咲き続けており、今年は樹勢が頗るいい。カミキリムシに襲われた様子も今のところないようだ。でも、油断はできない。薬も2回ほど散布。黒点病は薬を蒔いても蒔いても発症する仕方がない病かもしれないが、薬剤散布をしないともっとひどい状態となるので、私もしつこく散布を続ける。

昨冬よりバラはすべて引越するつもりだったので、いつもよりも枝の切り詰め作業は思い切ってやっていた。そのせいもあるのだろうか。新芽が多く出、かなりの数の蕾が付いた。3回目の咲きがら摘み終了時においても、まだまだ咲き続けている。

こんな感じです。

DSC_1884.JPG

咲きがら摘み後のスパニッシュビューティ












DSC_1885.JPG


咲きがら摘み前のゴールドバニー








2つの写真とも脚立に登り、パーゴラにしがみついて写真撮りをしたので、いいアングルではないけど、蕾が多いのが見てとれるだろうか。

今回、2週間を経過しても、このような感じなので、あと少なく見積もっても1週間は咲き続け、うまくいけば1か月ほど咲き続けそうな気にもさせてくれる。

今日も咲きがら摘みをしている傍からご近所の方が声をかけていただくものだから、ついついおすそ分けをしながらの作業となった。5軒の方にバラをお配りしたが、まだまだおすそ分けはできそうだ。引越挨拶は済んではいるが、「気は心」ということもあり、あと3軒ほど渡したい家があるので、また明日おすそ分けをしたい。「ほめれば猿も木に登る」ではないけれど、こちらも気分がよくなるし、咲きっぱなしで枯れてしまうのももったいないので、でき得る限り差し上げたい。

この家でバラを配れるのも今年で最期だ。

冬に枝を切り詰める作業は、バラをやっている者にとっては当然の行為。私も毎年やってはいたが、その切り方は、せいぜい3~40㎝程度。全体の木の5分の1ぐらいだったと思う。しかし、今回はマニュアルどおり、半分以上切ったものが多かった。気持ち的には、半分を切ってしまったのだから来年はあきらめるしかなさそうという気持ちが正直な気持ちであった。しかし、それが正解であった。半分以上切ることがバラをたくさん咲かせる術らしい。私は素人なので、やはり思いっきり切ることができなかったのだ。毎年咲くことは咲いたが、今年の咲き方に比べると半分以下だったと思う。

今回、引越で初めて知ったことだが、冬季はやはり、マニュアルどおり、しっかりと枝詰めをすべきで、極論すると木全体の半分はカットすべきだと学んだ。

移植は大変な作業だったが、新しい発見も数多くできた貴重な作業であった。

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