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2019.4.24


こんばんは。

暇なうちにやるべきことをやっておかなければいけない。昨日は都心の区役所に行って徐票をもらったと書いたが、「あれっ」と思ったことがある。それは値段だ。3通発行してもらったが、幾らだと思う。

以前の相場観だと住民票がたしか300円ぐらいだったと思ったけど・・・・、戸籍謄本は400円ぐらいだったような、定かではないが、戸籍謄本のほうがちょっとだけ高いなと思った記憶がある。

徐票を3通いただいて支払いの準備をする。財布に手を入れる。3通だから、まず1,000円を出し、小銭に目をやった。500円玉が1枚、100円玉が4枚、10円玉が4~5枚、1円玉と5円玉があったので、1通500円として1,500円と予想した。消費税もかかるのかもとも思い。小銭受けに1,000円札を入れて、彼女の声とレシートをしばし待った。「えっ!」と指が確実に止まった。

彼女「2,250円です」

私「・・・・・」(たかっ~~~~イ)

一瞬、3で割ることができなかったが、今、よく考えると750円したことになる。あんな紙ッ切れが750円???と思う。区役所行政のサービスは誰に対してのものなのであろうか。私たち庶民は遊びで職員を煩わしているわけではない。必要に迫られ、行政の請求の元、発行を余儀なくされたわけで、日常生活では全く交差するものではないのだ。もう少し安く庶民に還元すべきではないのか。プリントアウトのボタン一つで発行されるだけの作業で、なぜ、こんな高額を払わなければいけないのか。お上のやることは依然として疑問だ。


今日は母の生命保険を解約してきた。死亡保険というもので亡くなったときに、死亡届と徐票と私の身分証明書、銀行口座が必要とのこと。今回、その保険証券があったから、なんということはなく事はスムーズに進んだ。


親の生命保険だが、あなたはそのありかがわかっているのだろうか。生命保険証である紙ベースの存在はわかっているのであろうか。保険証券がわからない人に「その番号はわかっていますか?」って聞くほうが無粋だが、保険証券がわからない場合、その番号を控えている奇特な人間がいるわけがない・・・・と私は思っているが、一応、聞いてみよう。「番号控えている人・・・います?」この紙ベースの保険証券がないと大変な労力が必要となる。

次に言われることが、「そこに押してある同じ判子が必要だ」と保険会社は平然と言う。保険証券がないのに、そこに使われていた判子がわかるわけがない。もちろん、被保険者と言われる本人は死んでしまているわけだから死人に口なしだ。そう言うと、「では、改印手続きが必要になります」とくる。それに添付すべき書類は「あなたがお母様の本当の息子(娘)である証拠が必要です。つまり、お母様の戸籍謄本が必要になります」とくる。あなたのお母さんの本籍が、今の現住所なら簡単だが、お母さんの本籍が遠く北海道だったら、熊本だったら、そこに問い合わせをしなければならなくなる。これは下ろさせないための嫌がらせではないかと思うほど、大変な労力が必要になる。結構、保険会社は、その障害を予期している節があるような気がする。


「あなたに負担はかけないようにしているから。生命保険入っているから安心しろ」。ご両親のその言葉に安堵してはいけない。「じゃ、その保険証券は?貸し金庫に入れてある?」「自分が預かっておこうか?」などなど、万が一のとき困らないように、トコトン詰めておいたほうがいい。


このゴールデンウィークは親孝行の絶好の機会であるのと同時に、保険証券とか、株券、ネット証券、ネット投資信託、ネットバンク等々、親が関わっている財産を臆することなく共有するよい機会であることも忘れてはいけない。きれいごとで終わらせていると、ご両親が大事に育てた財産を全く回収することができなくなることが確実にやってくることも併せて考える必要がある。

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