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都会は動いているね。 [生活]

2019.4.23


こんばんは。

今日は久々に東京方面に出かけてきた。母親の後仕事がまだ残っていて、除籍謄本を取らなければ事が進まないことが多く、本籍が東京なので、東京に出かけてきた。昼少し前だったが電車は立っている人はほとんどいないぐらいで、ちょうどの混み具合であった。

何人かのリクルートスーツに身を包んだ若者が行き交えっていた。この時期は皆黒いスーツを来ているが、既に新入社員なのか、リクルート中なのかは直ぐにわかった。リクルート中の若者は皆固い表情でスマフォを見ていたり、道の脇に避けて、小休止なのだろうか、次の会社の位置確認のためマップでも見ているのであろうか、スマフォを見ている光景に出くわすことが多かった。一方、新入社員は過去1年間の緊張が解けたとばかりに皆笑顔で、ほんの一時期の同期・隣机となるメンバーと楽しげに談笑しながら街を闊歩していた。


私の入社時、一人きりではなかったので、当然、同期がいるはずであったが、社内組織上、近くにいる環境にはなかったので、いつも一人きりでの判断であり、気安く相談できる同期という者はいなかった。もちろん、同期に相談したところで、それは一瞬の安らぎであるだけなので、よいことばかりではないが、一応、群れることができるという意味で言えば安心感はあったかもしれない。

そんな新人たちも多くの試練を乗り越え、仕事をマスターし、徐々に一人前になっていく。この会社の仕事が自分に合っているのかいないのか、もっとよく知っているべきであったと思うかもしれないが、この会社に入った以上は形を残さなければ、自分には何も残らないことになるわけで、そうたやすく辞めるわけにはいかないと思うはずだが、今の若者はそうでもないようだ。


根気がない、ガッツがない、根性がない、素直じゃない、ホウ・レン・ソウを知らない、挨拶ができない、敬語が使えない、飲みにケーションを嫌う、質問してこない、メモをとらない・・・・・上司から見れば文句項目は数多く、新入社員としては仕事も覚えなければいけないところに加えて、しっかり、きちんと挨拶をしろとまで言われるんじゃたまったものではないと思っているわけで、どこの職場にあっても攻守せめぎ合っている最中なんだろう。

学校時代、もう少し社会とは、どういうものなんだ、こういう職業も、ああいう職業も、そしてこんな職業もあるんだが、君たちにベストマッチしている職業をよ~く探しなさい、などと言われた試しがないことにひどく不満を感じてしまう。あのとき、もう少し社会のことを提起してくれれば、職を探す範囲を明確に絞れたかもしれないという思いは付いてまわってくる。


学校の先生様へ。実態社会のシステムと多様性を教えてほしいという気持ちは、今も昔も全く変わってはいないと思うよ。これはネットで調べても調べきれないことだから、あなたが教えるほかないと思うんですが、どうだろうか。

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