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村山首相もびっくり-為替動向 [マネー]

2019.1.5


こんばんは。

表題の村山首相(正確には元ですが・・・)が阪神の大震災のときに発した言葉「なんじゃ、これは」と言ったとか、言わなかったとか、真偽のほどは定かではないが、そんな言葉が皆さんの口から出てしまったのではないかと思うような相場展開が新年早々に起こってしまった。

私も思わず、これはやられたな・・・・・・・・・・・・・・・・・・・と思った次第。

素人の多くの方々が手をこまねくしかないような相場展開でありました。帰省中の方もいたでしょうし、久々に家族全員がそろってお屠蘇気分の方も多かったはず。相場の俎上に乗せたままだとどうすることもできない。携帯で車の中から売り買いなんてできるはずもないし、できたとしても、その場その場の急場凌ぎに過ぎず、運良くいいほうに転んでも、それはまぐれでしかないわけです。

恋愛と同様に振られるか、振るかの二者択一であって、振られるよりは振るほうが後を引きずることは少なく。痛手は最小限に抑えられるわけで、妙に情にほだされたりしようものなら、大きな火傷を負うことになる。


4日朝7時ごろ、一挙に4円近くの下落に立ち会っていた方は肝を潰したはず。スワップもつかない「売り」ポジションをとろうとすること自体、なかなか難しいご時世。多くの方が「買い」のポジションをとっていたはず。1万通貨を買った場合であっても2万~4万円近くの下落げを目の当たりにしたわけで、10万通貨で20万~40万、運悪く100万通貨をで200万~400万吹き飛んだことになり、正月早々心臓に悪いダメージを受けたこととなった。

為替はギャンブルだと言い切ってしまっては、それを生業にしている方に申し訳ないので、そこは言い切らないでおくけれど、損切りにしても、利益が出ていた場合であっても「あと3万稼げたのに」、「あと10万稼げたのに」という気持ちを持っている方は、正直、為替相場からはご退場をなさったほうが正解だと言っておきたい。

またまた振った、振られたの話に戻したい。この気持ちは日本ギャンブルの旗頭であるパチンコに似ているような気がしてならない。「あと1万」「あと2万」「リーチが出てきたからそろそろ・・・」「前回は負けたから、今日は絶対・・・」等々、なかなかその場から立ち去ることができない方々のなんと多いことか。そのくせ、その場から離れようものなら、その場の根拠のなさに、自分自身「あの興奮ななんだったんだろう」と思うことしきり。為替相場も同様ではないか。エントリーして、それが残り、あと少し、あと少しと思っていても、その場から離れると同時に、その忙しなさから簡単に脱却していることを思えば、相場の未練は、単に「欲望」という名前の二文字にしか過ぎないような気がする。

唯一両者の違いは、為替は論拠を示しているが、パチンコは論拠が示せない・・・・というか、論拠がない。恋愛も強いて言えば論拠がないかもしれない。

ただし、為替の論拠は過去のものであって、1時間前、30分前、10分前、1分前、どんな場合であっても、前のことは過去のこと。過去のことをとやかく言われても、それは過ぎてしまったこと。過ぎでしまったことをああだ、こうだと言うことは結果論にしか過ぎない。だから、虚しい。


それではないですか? 皆さん。

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