皆さん、忘れちゃいけないよ。 [新聞記事]
2018.9.26
こんにちは。
今日は寒いね。秋が確実に近づいている。
昨日、打っている途中にページを間違って変えてしまったら(添付で地図を載せようとして)、すべてが消えてしまった。
いつも注意しているんだけど、昨日は「夕食ができました」という声にちょっと操作を誤ってしまったと家人のせいにする。いかん、いかん。
新聞にも出ていたように、伊方原発の再稼働が決まった。控訴はしないから、今月27日にも再稼働となるんだろう。
伊方原発は阿蘇山の大噴火の可能性はないから、反対派が言っていることは当たらないと裁判官は判断をした。科学的根拠より、社会通念を優先させたとあった。
おかしい、言っている意味がわからない。
片や今日の新聞では、南海トラフの発生予告時に、どういう避難方法があるか検討しているとあった。緊急時には、その地域一帯すべての住民に避難してもらおうという趣旨だ。より具体化、現実化している地震。
ちなみに伊方原発の場所を提示しよう。
↑↑この細長い岬の中程にある。
↑↑もう少し引いて見てみた。
岬のど真ん中、左側は豊後水道を挟んで九州だ。
この岬の道幅(横幅)は4キロしかない。
南海トラフ地震は巨大な地震だと聞く。横幅4キロしかない岬では、どう欲目に見てもひとたまりもないだろう。
大峰と金比羅山という低い山があるが10~15メートルの津波に耐えられるはずもなく、原発などはひとたまりもない。東日本大震災では、津波が30メートルも川を登っていったことなどを考えると、どう見ても、ここは譲るべきことではない。
それでも再稼働する。これはもう狂気としかいいようがない。
豊後水道に飲み込まれてしまうかもしれない原発施設。自然災害はいつも想定外、津波の去った後、原発のあの丸いドーム状のものが根こそぎなくなっていたなんてことはないと思うが、「それは想定外でした」という決まり文句の笑い話では、今度は済まされない。
心地よい風、真っ白な雲、どこまでも青い空、緑の山々、愛媛のいいところ、日本のいいものがすべてなくなってしまう。
人間の命より経済優先。エコノミックアニマルは依然生きていた。
そんな危惧をするのは私だけか。