新興国通貨 [マネー]
2018.8.25
こんにちは。今日はいつにも増して蒸し暑。
大工さんのところに行って話をしていたら、ふとめまいをもよおした。
いかんいかん、まだ午前中だ。仕事場で具合が悪くなっては迷惑千万。
早々に引き上げた。
この暑い中、幸いにして、母の病状に変化なく、低位安定。
我が家も順調に進んでいる。写真はしこたま取りだめてはいるので、いずも「我が家」のところで紹介したい。
お盆で我が家は13回忌、介護ヘルパーさんの問題も多くローテーションの変更。
・・・・と、この1週間いろいろとあった。
---・----・----・----
久々為替の話です。
さて、トルコとアメリカが子どもの喧嘩を始めたものだから、途上国通貨が安くなっている。
スワップ狙いの御仁も多いと思うが、南アフリカ通貨は久々7円台にいる。
ちなみに、南ア通貨は6円台が最高値、だから、ここは「買い」となって当然だと思う。
スワップ値から言えば、オーストラリアドルとか、ニュージーランドドル、最近はアメリカもいい値をしているが、この3つを持つことはかなり危険だ。
米ドルは110円として、1万通貨を買うと、1倍として110万円が必要になる。それを25倍のレバレッジを課して27万5000円が必要となる。つまり、それ以上の証拠金として入れなければいけない。
オーストラリアドルは80円として、1万通貨買うと、1倍として80万円が必要となる。それを25倍のレバレッジを課して20万円が必要となり、それ以上の証拠金を入れなければいけない。
米ドルの1万通貨のスワップ値は56円/日。1年間では56円×365=20440円
オーストラリアドルの1万通貨のスワップ値は30円/日。1年間では30円×365=10950円
それぞれいただけることになる。
【1万通貨を持った場合】
アメリカドル、1円下がると1万円の損失になる。
オーストラリアドル、1円下がると同じく1万円の損失になる。
どの通貨を持とうとも、1銭下がれば100円の損失。10銭下がれば1000円の損失。
両通貨とも、1円、2円の乱高下は当たり前。
アメリカドルを1万通貨買って、余裕資金が1万、2万では心穏やかではないから、それ以上の資金を入れなければ夜もおちおち眠れなくなる。
つまり、両通貨とも購入資金+余裕資金で100万円以上のお金は必要となる。
それはお金の余裕のある人でない限り、なかなか踏み出せない金額かもしれない。
----・----・----
【南アの場合はどうか】
1万通貨を買った場合、7円として1倍であれば7万円。25レバレッジで1万7500円。
南アの場合、5万円があれば、安心して置いておける金額だ。
下がっても6円(-1円)が今までの実績。つまり、購入資金+余裕資金でも10万円で十分ということ。
当然だが、南アのスワップ値は10円と見劣りせするが、1年間で10円×365=3650円がつく。
これで不足だと思う御仁は10万通貨を購入する。現在値が7円ということは7円以上下がることはないわけで、その分のお金を入れておけばいいという判断になる。
つまり、70万円を入れておけばいい。
大胆発想かもしれないが、為替は、そういうこと。
安く買って、それ以上安くなったとしても耐え得る保証金をキープし、長く持ち続け、買った金額以上になったところで決済する。
これが素人の、素人のための為替の危なげない道筋だと思っている。