送られてきた不審メール [生活]
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孫ブルー [新聞記事]
2018.7.2
こんにちは。
「暑い、とにかく暑い」と馬鹿の一つ覚えのような言葉しか出ない。
若いころは「暑い」と言ったら100円、ここに入れてねと言って遊んだものだけど、今はそんなことをする人もいないだろうね。
外回りの営業はもう大変を通り過ぎて、生きるか死ぬかの問題になってきそうだ。
熱中症が大変だ、大変だというニュースを余り聞かないのは、それだけ熱中症が浸透してきたからだろうか。全く住みにくい世の中になったものだ。
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一昨日より、お宮参りのため、愚息一家が来た。先方のご両親も含めて11名の頭数となった。
神社でお払いをしてもらった後、ちょっとだけ宴席を設け、解散となった。
そして愚息一家は拙宅に一泊。孫には、夜中の2時半に起こされた。体の上に思いっきり乗っかってこられ、訳もわからず飛び起き、電動ハブラシに歯磨き粉を付け、既に階下に下りて行った孫を追った。
歯を磨いたのは、無意識の中に仕事を仕上げなければならず、早起きをしてと思っていたこともあるが、寝ぼけていたので、事の詳細は辻褄が合わない。
だって夜中の2時だ。公園に出かけるには早過ぎる。家の中で走り回るのにはかなり暗い。
5分ぐらいしただろうか。孫も怪訝そうな顔をして私を見ているので、ふと我に帰った。
口をゆすぎ、電動歯ブラシの珍行をジジイの威厳をもって隠そうと「どどど・・・どうした?」と聞いた。
孫「喉が乾いた」
私「オッケイ、ちょっと待って」
と言いながら、やっと我に帰った。
そうか、喉が乾いたから俺を呼んだんだ。
それで事の詳細は把握。確かに朝早く起きて公園に行こうと寝る前に約束はした。寝入っていても、そのことが頭の片隅にぴったりとくっついていたに違いない。
「じゃぁ、また寝よう」
「朝6時には出かけるから・・・・」
そういって再び寝た。
そして、6時過ぎ。彼は私たちの部屋にやってきた。
愚息と私と孫一人で近くの公園に行った。そこは初めての場所で、今まで幾度となく通り過ぎていた道だったけれど、そここんなにも大きな公園があったとは思えなかった。
もちろん、その日が初めてだったが、我々の期待を裏切ることのない公園であった。木々も深く生い茂り、まさに都会(?)のオアシスであった。
新聞に「孫ブルー」とあった。孫の世話をすることに憂鬱になることをいうらしい。
確かに体はしんどい。だから、体が動かない人にとっては、孫が来ると聞いただけで憂鬱になるだろことは想像に固くない。
そうならない自分はまだまだ幸せかもしれない。
あと何回ぐらい、そうならない日々を過ごせるのだろうか。
その孫は何と言うのだろうか。
「おい、そこのジジイ、早く起きろ」ではないことを心密かに祈りたい。