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振り返れば皆同じです [新聞記事]

2018.4.10


おはようございます。


仕事は4割は終わった感じ。でも、あと6割か・・・・・・・。でも、そう考えると疲れを覚えるから、バラとか、介護とか、いろいろほかのこともやりつつ、4割も終わったんだと思えば、結構いける気持ちになる。


これがポジティブ思考ということか。


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この時期、「新〇×」が多くいる。新入園、新入学、新入社員、新配属、新境地・・・・・。

懐かしいね。


何においても愚鈍な私は、優秀な学生でも社員でもなかったから、あまりそのときの記憶がない。

「新」を味わっている余裕などつゆほどもなかった。


「つゆほども」なんていう言い方は今はしないか・・・。


自分は5つ聞いても1つぐらいしか記憶に残らないし、体現できなかった。あとの4つは、「あのとき教えたよ」と言われて、愕然とすることがよくあった


一を知って十を知る」なんていう天才肌の方は問題なく進むことであっても、「一を知って一を知る」のみの我が身にとっては、十を言ってもらっては甚だ迷惑な話なんだけど、先達たちにとっては皆これ当たり前なのだという風体で言われてしまうわけで、学生時代なら笑って、仲間同士教えてくれたが、社会人としては、そうはいかない。


しかし、愚鈍な人間も愚鈍なことを繰り返せば、いずれ会得していく。天才肌で器用な人間に遅れること1カ月、1年、3年、5年・・・・いずれ、彼らに追いついている自分がいる。しかし、そんなことは、今を体感している本人にはわかるはずもない。


問題はその中身だ。倉庫番が仕事であれば、相手は物であり、蹴っ飛ばしても、転がしても、間違っても、その「物」から文句は言われない。


口がないからね。


しかし、ほとんどの仕事は人間が相手。営業職であっても研究職であっても皆皆人間が相手。

挨拶をしなければ「なんだ、あいつ挨拶もしやしない」と言われ、二度同じことを間違えれば、「えっ、彼に教えていないの?」「いや、俺は教えたけど・・・」大概陰口をたたかれる。


最近はどうかは知らないが、私が現役だったころより、ゆとりをもって仕事をしているわけはなく、よりアクセクしているだろうことは容易に想像できる。


ということは、懇切丁寧に2度同じことは言わないだろうし、「まだ1度目だから」というスタンスはなく、「もう教えている」から「まだ覚えていないんだ」とより厳しい側に立つ。


教える側は自分の新人のころの不手際を忘れ、ここぞばかり優越感に浸る


「新人」さんにとって、この時期の楽しさは一瞬で、苦痛の日々を送る方もいるだろうし、ずっと「楽しい」と思って突き進む方もいる。それは優秀なる人材か、優秀でない人材かで暗黙のうちに選別されていく。


今の若者はその壁を打ち破る術を知らない。コミニュケーション能力がないと一言で片づけられしまってはたまらないだろうが、間違いなく、そう選別されていく


社会に出た若者は、そこで「はっ」と気がつく。ドラクエ(1回ぐらいしかやったことはないけど)のアイテムはあんなに集めたのに、自分は社会人必須アイテムを忘れていたと。


若者から考えれば、時間はゆっくりと動く、だから人生は長い。今は遅れをとったが、そんなことは大した問題ではない。五十代、六十代、ましてや後期高齢者となれば大した差はない。いや逆転しているかもしれない。


だから、今は愚直に一歩一歩固める。しっかりと足元を固める。

それが一番の早道だということを肝に銘じろ。

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