田中委員長と柏崎刈羽原子力発電所(2) [新聞記事]
2017.9.10
今日はこれから町内の草むしりがやらなければいけない。日が出てきたので、ちょっと辛いところだ。前回は半分も終わらすことができず終了。今日は頑張らねば。
------・-----・----・-----
東日本大震災発生の当時、誰もが思ったこと。
「自然の力には勝てない」
「人は自然の前には無力だ」
「 そもそも想定をすること自体が不遜」
管首相も、総務大臣も、東電社長も、 原発関係者も、原発の従業員も、国民すべてが思ったはず。
これはやめたほうがいいかも。
太陽光、自然エネルギーで発電はできないかと誰もが思ったはず。
しかし、人間はより多くの豊かさを求めている。これは人類共通の目標だ。
このことが誤りだということにそろそろ気がつくべき時だ。
経済至上主義、これがいけない。不可抗力、予測不能、想定外という言葉とともに、「いけない、やめるべきだ」の思いは忘れられていく。
津波?見たこともない白波が海上を陸地に向かって走っていく。
防風林が流され、堤防が流され、庁舎が流され、街が流され、人が流され、多くの人が亡くなった。
家が煙(粉塵)とともに破壊・流され、ビニールハウスが黒色の海水とともに潰され、道路を走っている車が必死に逃げていく様をあなたは・・・・・・・・・・・・・お忘れか。
我々は映像で、これ以上のことを知らない。しかし、人の数だけ悲惨な事態はあったはず。
あれだけの驚愕な事態をも経済至上主義は流し去っていく。
あのとき引き返せば、あのときもっと勇気を出せば、国民すべてが納得して耐乏生活を進んで選んだはず。
そして、その道が我が家、我が町、我が村、我が国家にとって最良の道であったことを忘れてはいけない。
福島第一原発の現状は、新聞でも小さく扱われるようになりつつあり、我々の生活の中では過去の話となっている。しかし、現実は全く違う。プルサーマルも頓挫、核のごみの処理も頓挫、福島第一原発の廃炉処理はまだまだだし、少し間違えば放射能の再拡散はあり得るのを忘れてはいけない。
地震大国日本の進むべき道は間違いなくほかにある。