水窪ダムのバスは素直だ(6) [生活]
2017.9.1
政務活動費は廃止すべきではないか・・・・・・・・ふとそんな思いが駆けめぐる。衆参国会議員、47都道府県、市議会議員、町議会議員、村議会議員のすべての数(幾つになるか、47都道府県×議員数だってかなりの数だ)の政務活動費を廃止する。これを子どもへの政策費として回そうと思う議員はいないのか・・・なとつくづく思う。
あなたの町の議員さんは何人いるのか?30人?50人? 80人?×5万/月=250万/月×12カ月=3000万円となる。
政治家は聖職にして、生業(なりわい)にあらず。
(続)
1匹を釣り上げるとほぼ同じパターンが成立する。これは疑似餌の釣りの常道。しかし、それはその日の気温、風、時間、水温で激しく変わる。魚の気持ちにはなれるわけもないが、まかり間違って魚の気持ちに寄り添えたら、ビックチャンスがグレートチャンスに変貌する。
その日は早朝から始めた。午前中、あっという間に5~6匹を釣り上げた。大体、この地域の天候に特徴は、午前中は凪、午後から風強し、夕刻(日没前)凪のパターン。
つまり、午前中(早朝)が第一回目の勝負。2回目は日没前。午後の風が強くなるころは波頭が立ち、ルアーがよく見えなくなる。だから、食いつくタイミングを逃すことがままある。
私の昼食は義母がつくってくれたおにぎりとお茶だ。釣果は5~6匹と書いたが、感じとしてはほとんど入れ食い状態だったので、おにぎりを食べる時間も惜しんでいたのは事実。ロッドを軽く投げ、水際に寝かせ、おにぎりを食べ始める。当然、ロッドからは手は離れている。
100メートルも先にロッドを何十回、いや何百回も投げ続けているわけで、肩も若干痛んでくる。疲労がたまってくる時間帯だ。肩を休めるためにも座って、おにぎりとお茶をゆっくりと頬張る。これが実にうまい。特に釣果のいいときはなおさらうまい!
そんなゆったりとした時間に、とんでもないことが起こった。
それはまた次回。
水窪ダムのバスは素直だ(5) [生活]
2017.9.1
ついに夏休みが終了。子どもの自殺率が一番高いのが9月1日。何事もないことを願いたいな。
【続】
どういうわけか何回投げても反応はいま一つ。あのバス以来、響きわたるのは、私のキャストと息づかいのみ。
ルアーを代えた。今まではリールを巻くと水の中に沈むシンキングタイプ。それをフローティングというプカプカいつでも浮いているタイプに変更。くじけた思いを奮い起こす。
大きく後ろにロッドを振って投げ込んだ。
ポチャン・・・・・波紋が幾重にも幾重にも重ね描かれ、湖面に落ちたルアーの音が響きわたる・・・・
そして静寂。
ダメか・・・・・・と思った瞬間。
ルアーの周りの水が盛り上がった。
次の瞬間、「グァバッ」とバスがルアーに襲いかかった。
「今度はゆっくり、今度はゆっくり」と自分に言い聞かせた。ロッドとルアーの間は約100メートル。バスが食いついてから、それが手元に感じられるまでの時間は5秒ぐらいか。
黙視では瞬時に目に飛び込んでくるので、それに合わせてロッドを引っ張ってしまいがちだが、ロッドに伝わるには100メートル(5秒)の誤差がある。それを理解するには少しの時間が必要だった。
やった! バスを1匹ゲットした。