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機械音痴? [生活]

2023.5.1

こんばんは。

速いね。時間の過ぎるのが速すぎ。「ハヤイ」という文字をあえて「速」を使いたくなるぐらいに速い。

年という速度を大量に摂取してしまうと、否応もなく時間との勝負になるんです。「このままじっと安らかに、安穏に、ゆっくりと旅行なんかを」なんていう言葉は、若いころにブンブン言わせてやるべきことをやり遂げた人間が言う言葉だと思うので、その若い時分にやるべきことをやっていなかった私としては、「あんた、往生際が悪いネ」と言われてしまうぐらい、右往左往した生活になってしまっている。確かに安穏に生活することは頗る楽だし、お金も体も使わないから気持ち的に安らかに生活は営める。しかし、この世の中に何も自分は残せていない。そういう焦りがどうしても頭を持ち上げてしまう。若いころは「自分たちの力で、この日本を変えて見せるんだ」みたいな具体的な目的、緻密な計算などあろうはずがないところで息巻いていたことを思い出す。あのころに、もう少し羅針盤の先の自分が探せていれば、こんなにアタフタとすることもなく、生活できたかもしれない。

まあ、そんな自由な思想、時間、環境に住んでいられるだけ幸せだと思わなければいけないんだろうけど、横を見て安心をする性分ではないし、下を見て安堵する自分でもないわけだから、このまま思いどおりアタフタとした生活を続けていくしかないんだろう。

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そんな結論のないことを考えていたもんだからだと責任転嫁をしても仕方がないけれど、先日、またまたとんでもないミスというか、発見というか・・・・、本当に詰まらないことなんだけど聞いてほしい。

あるセブンイレブンで珈琲を買った。これはかなり前にも書いたことななので「この親父またセコイことをしている」と思われても仕方ないけど、前回同様珈琲をレ ジで注文。カップをもらってコーヒーマシンの前に。

私:「あれ、前回と機械が変わっている?」

3台のマシンが目の前にあった。以前はたしか2台だったはず。

1台目は液晶画面のもの。

真ん中のは以前と同様に丸い黒いボタンを押して注文するもの。

3台目は、多分1台目と同じ感じのものだったと思う。

私は何の疑問も持たずに、その液晶画面にコップをセットした。

私:「あっ、いけねぇ」

私は、1台目の機械にコップをセット、そして、どう勘違いをしたのか、2台目の機械のスイッチの黒ボタンを押していた。

当然、2台目の機械が作動。

私は慌てて「危ない、危ない」とコップを1台目から2台目に移した。私には珍しくすばやい動きで細い管から出てくる「黒い」液体をコップですくい取っていた。

・・・・・「黒い」液体・・・・・のはずなんだけど、これがどういうわけか白い泡上の液体がボソボソと出てきた。

コーヒーの液体をすくい取れただけで安堵していたので、そのときは全く気づかなかったんだけど、コップを手にし、そのコップを口に近づけながら店を出たとき、「えっ」と思わず、心の中で叫んでしまった。「珈琲」のつもりが、どうやら「ラテ」を押してしまったようだった。今でも「ラテ」というボタンがあったかどうかは定かではないんだけど、どう考えても珈琲と牛乳を混ぜたものを私は飲んでいたわけで、ちゃっかり、私は100円でラテを飲んだことになった。前回はスモールを注文したにもかかわらずラージを押してしまったし、今回はホットコーヒーでラテをを飲んでしまったし、機械がちょっと変わっただけでオドオドしてしまうわけで、こんなことは若いころにはなかったような、いや、そうじゃない。今は、それ以上に機械の変化が激しくなったんだと言い含めてしまったりして、何とも歯切れの悪い高齢者のお話でした。

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