2軒のお豆腐屋さん [ランニング]
2022.11.13
こんばんは。
天気予報どおり、午後より曇り、まさに「風雲急を告げる」という感じであっという間に小雨が降ってきた。ちょうど20年近く全く手入れをしてこなかったドウダンツツジがあり、それを移植しなくてはならないので、太く曲がりくねった枝を電動ノコで切った。ドウダンツヅジは結構固く。2時間ほどかけて全部の枝を払った。残ったドウダンツツジは自分のフクラハギぐらいの太さがあり、ちょっとびっくり。割り箸3本分ぐらいの太さの幹が地面から伸びているのが普通であることからして、手間要らずとは言っても、放っておき過ぎるとどうしようもなくなる。こんな太い幹のものはなかなか動かしにくく、この先ちょっと憂鬱。ドウダンツヅジの葉っぱは何もなく、太い枝だけになってしまったけれど、ツゲと同様カクカクと箱型であろうが、丸形であろうが、思いのままに造形できるので、今後は伸びっぱなしではなく、場所にあった形に造形するつもりだ。しかし、寄る年波で結構疲れた。
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私のランニングコースには、2軒の豆腐屋がある。両方とも個人の経営でスーパーにでも卸しているのだろうか。お客さんがその店頭で買ったのを見たことがない。もちろん、値段表が道路側に貼り付けてあって商売をする気がないわけではなさそう。
早朝のランニング時はいつも忙しそうに働いているのが、少し開いているドアから見える。
夕刻にランニングをしたときのこと。その豆腐屋さんはいつもどおり店を開けていて、何気なく店の奥のほうを見ると、ご主人が机に突っ伏して寝ていた。新聞を読んでいるうちに寝てしまったんだろうか。それが週のうち2~3日はあったように思う。
スーパーで買う豆腐は70円とか、90円とか、高くても120円とか、そんな値段だ。ここのお店は1丁140円と書いてあった。やはり大型スーパーより若干値段が高い。この世知辛い世の中、個人商店で豆腐を買う人は皆無なんだろう。
お年は私と同年代か、それより下か? 自分の代で終わって跡を継ぐ人もいないのかもしれない。豆腐も生もの、売れ残った商品はどうするんだろうか? 自家消費? それとも廃棄?
来年の夏、ランニング中に立ち寄り、豆腐1丁を店頭で食べる。醤油ぐらいは借りるとして、ランニングの喉を幾ばくか潤してくれるかもしれない。ランニングで豆腐を食すなんてやってこともないが、ちょっと乙なことかもしれない。それまで何とか営業が続いていますように。
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