次々に・・・・。 [新聞記事]
2022.10.2
最近、次々に時代を生き抜いてこられた方々が亡くなっていく。生あるものは死する・・・わけで、当然だと言われてしまうと身も蓋もないけど、これは生きたものの必然であり、どなたも逃れることができない。当たり前のことではあるけれど、この点に関しては、どこの国の人であっても、地球人は皆共通して楽天的だ。これがいいことか、悪いことかは神のみぞ知るわけだけど、個人的にはネガティブよりもポジティブのほうが断然人生は楽しく、前向きに事が進むような気がする。
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政治家の武村さん、アントニオ猪木さん、円楽さん・・・・。特にこの御三方は、この二、三日で続けての発表で驚いている。もちろん、直接関係をしたことはないが、テレビでお馴染みであったし、武村さんに関しては、当時、政治が変わるんじゃないかと微かに期待を寄せたことを思い出す。
猪木さんはカシアス・クレイとの一本勝負が記憶にある。私を含め、一発KOを期待していた人がいっぱいいたので、多くはガッカリをしたが、今考えてみても、猪木さんが立って勝負をしたら、クレイの強烈な一発を食らう可能性は高いわけで、マットに横たわって相手を誘うしか方法はなかったんだと昨日のテレビを見て、改めて思った。
若い人は何を言っているこのジジイと言われそうだが、当時、プロレスはゴールデンタイムに放送されていたほど日本中が熱狂したもので、今ならサッカーがそれに匹敵するかもしれない。だから目が話せず、トイレに行くのはCMの時間を狙ってという御仁が多かったはず。クレイに関しては「あしたのジョー」ではないけれど、いろいろ信じられない方法で相手を倒したこともあり、なかなか見応えのある試合を幾度となくやったことを思い出す。
円楽さんは「笑点」を初め、最近まで現役で頑張っていたので、若い方にもお馴染みだろうけど、最後はかなり辛かったようだ。
人間は必ず死ぬ。それが分かっていても、明日また頑張ろうと遮二無二頑張る。それがいつ来るか分からないからなのかもしれないけれど、それか来たときに、人はいつもかなりの後悔をする。死は必ず来ると分かっていても、最期のその時が来るまでは命と時の大切さを分かろうとはしない。
私も3,650日を2か月前に切ってしまった。
頑張ろう。頑張るしかない。
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