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デフレーションの真実(19)-マスク氏の指摘 [デフレ]

2022.5.13

こんにちは。

しっぽりと雨。昨日処方してもらったおかげで昨夜は咳で目が覚めることもなかった。しかし、身体がダルイ。微熱があるんだろうが、体温計を取りにいくのも面倒だ。平熱より0.3度ぐらい高いのかもしれない。いやいやと考え直し検温。予想どおりに0.4度高かった。私は平均体温が低い(35.6℃)ので36度を超えると結構熱っぽく感じることが多い。しかし、動いているとそんなことは忘れてしまうほどの熱なので、問題なしと思えば問題はない。今日・明日は雨模様なので、何とか身体を元に戻して、週明けから活動を開始したい。

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四、五日前のニュースで「当たり前のことを言うようだが、出生率が死亡率を超えなければ、日本はいずれ消滅するだろう」。これは皆さんも目にされたと思うけど、あのイーロン・マスク氏が言った言葉だ。世界の人口が増えているのか、減っているのかはどうあれ、日本を維持し、日本人を育み、育てていく責務は政治にあるわけで、移民を受け入れにくい体質が地政学的にある以上、日本人を増やし、育てなければならないと思うのは当然のこと。アメリカは移民を受け入れる世界最大の多民族国家だ。経済的な成長は、その多くの多国籍の人々によってなされているわけで、昨年のGDP(国内総生産)は依然トップを走っている。ちなみに2位・中国、3位・日本、4位・ドイツ・・イギリス・・インドの順番だ。中国に2位の座を明け渡したのは2010年から。もう一つ付け加えるととGDPの額は2010年あたりの金額から日本は全く増えていない。

別に経済の大きさを競うことがベストだとはサラサラ思ってはいないが、過疎化、限界集落、空き家、担い手不足、放棄農地などなどのwordを見るにつけ、人がいないというのが如実に現れているのが日本の現状だ。高齢化している人間だけでは、前向きに物事を考えることはできず、閉塞感しか生まれてこないことは確かであって、そのうち自然に状況は好転するなんていう楽観論は、ここでは通用しないことだろう。日本の政治家の最も苦手とする将来を見据えた人口増の施策を党利党略的な「井の中蛙」的な稚拙な議論ではなく、日本人としてどうするべきかという見地に立った施策を考えなければ解決の糸は見えてこないことは確実だ。今回のようなロシアの所業を見るにつけ、幸か不幸か、その国々と陸続きではないことを考えると、少子化に特化した施策の構築に課す時間はないはずはなく、新参者のマスク氏ではあるけれど、言っていることは間違ってはいないわけで、以前、坂口厚労大臣が泣きながら「日本がなくなる」と訴えたのを思い出したが、それから、これまで全くと言っていいほど無策の策をし続けているのがマツリゴトの現状だ。

確かに子育て支援策は目に見える効果に時間はかかる。政策的に不利だと思う政治家の稚拙さにヘドが出るばかりだが、幾ら多くの子ども服をつくろうが、着る人間がいなければ、それは在庫として残るばかりで、その産業は減退していく。

産む自由、生まない自由はもちろん担保しつつ、産む方々には、それなりの手厚い施策を施すことで、現代の難しい子育て環境を乗り越える術を政治は提供すべきだと思う。

確かに、今現在でも、国はいろいろな少子化対策をおやりになっているようだし、いろいろな会議で検討もされているようだけれど、それは既に20年にも内閣府で繰り返しやっていることで、もうそろそろ机上の議論ではなく、実行に移されたほうが懸命ではないかと思ってしまう。

まずは口数を増やす。そのための具体的な支援策を作り上げる。みんなが安心して子育てができる体制づくりをつくること。金銭的なバックアップか一番ありがたいことなのであれば、それをすればいい。箱ものが必要なのであれば、小さい箱ものをつくればいいだけの話。まずは、日本の政治の最優先課題は「子育て支援」これしかないといつも考えている。

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