SSブログ

資格取得の意味 [新卒・転職]

2022.4.28

こんばんは。

何もしていないわけではないけれど、あっという間に夜になってしまった感がある。時は時としてではなく、いつも平等なんだとは分かっていても、もう少し私には余分にくださいなと思ってしまうことが度々ある。何とも能力がないからしょうがないのは山々??だけれど、そう思っている間はまだまだ惚けそうもなしとするしかなさそう。

----・----・----

さて、今夜は資格の話を少し。

資格はいろいろある。医者、弁護士と最優遇職種から、国家公務員、地方公務員・・・・看護師、薬剤師、ボイラー技師、はては調理師・・・・などなど思い浮かばない職種もたくさんあって、世の中にはこんな仕事まで資格が必要なんだと気がつくことばかり。で、優秀な方、ここで言う優秀とはペーパーテストの得意な方と言っていいのかもしれないけれど、その資格を手に入れ、自分の夢を叶え、思いどおりの人生設計をしていく方は大変に多い。

資格は、その道に進むべく「初めの一歩」。資格取得=その道のエキスパートということではサラサラない。たまに「私はいろいろな資格を持っているんです」という方がいる。その方はいろいろな資格を取ったのではなく、資格のペーパーテストに受かっただけであって、その道のエキスパートになったわけではない。

人はお釈迦様でも聖徳太子でもないので、多くのことを一度にできることはない。できたとしても、それは常態化してできるはずもない。つまり、多資格取得倒れで、何も自分には身に付いてはいない。

時は春。巷には多くの新人さんが闊歩している。特別な資格を取得していない人--理屈っぽい言い方をすれば、企業に時間を切り売りして対価を得る働き方を選んだ多くのサラリーマン諸君であっても、資格を取得し、さあ、これから優秀な弁護士に、医者に、官僚にと思う人であっても、「初めの一歩」は皆同じスタートラインだ。人は、この世の中にいる以上、多くの人に支えられていることは間違いない。しかし、若いときには、それが全く分からない。分かったと言っている人がいたとしても、それは口先だけ・・・・・かもしれない。愚鈍な私は、その点、全く理解できなかったから、なおのこと、そう思ってしまう。しかし、実際問題、人の世話になったのは確かだ。まず最初に上げられるのは自分の家族だろう。ご両親であり、兄弟であり、友人かもしれない。高校の、大学の先生かもしれない。今は忘れてしまって、自分の目の前から離れていった人たち、その人たちで自分は作られたと言っても決して過言ではない。それは必ずしも仲がよかったということではない。喧嘩をしたような、そんな不仲のクラスメートであったとして、いじめを受けた人間てあっても、良いにつけ、悪いにつけ、自分の人格形成の積み上げに貢献していたんだということは、どう引き算しても間違いはなさそう。そのことに気づくには、それになりに時間がかかるものだ。30代の場合もあるかもしれないし、40代の場合もあるかもしれない。まあ、その辺で気がつけば「それはめっけもんだよ、旦那」と言われるかもしれない。私なんぞは、この年になってから、やっとこ、さっとこ分かったからたちが悪い。遅きに失した感あり、勝負あったと言われても仕方がない。

世の中に出るといいことばかりがあるわけはない。毎日毎日が自分なりのレベルの苦労がつきまとう。その苦労とは、大体「人間関係」という魔物だ。その苦労とは「自分なりのレベル」の苦労であって、後から振り返れば笑ってしまうようなレベルの苦労であることは間違いない。

時が流れ、時代が、人が変わっても変わらないことが一つだけある。それは「自分は人に就いているのか、仕事に就いているのか」を忘れるなということだ。

人に就く?とは、上司に就くということ。上司が上向けと言われれば、否も応もなく上を向く。別に上を向くことは悪いこではないけれど、それが間違っていたら、それはコンプライアンス的にちょっとまずい時があるかもしれない。しかし、仕事に就いていれば、それは自分の意思でもって仕事と対峙するわけで、自分の糧となり得え、それは間違いなく自分に跳ね返ってくる。

今回の遊覧船社長の会見でも明らかなように、彼は全く仕事に真剣に対峙していなかったわけで、あんなみっともない醜態を演じなければならなくなってしまった。58歳の矜持と言っては矜持に申し訳ないが、年相応の所作というものが身についていないのは、それなりの覚悟をもって仕事に対峙していなかったことの現れなんだろうと思う。

本当は資格の軽重を語ろうと思っていたんだけど、話は大分逸れてしまった。いつものことだけど、ご勘弁を。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント